上記事件の2日前の4日、ゴラン高原で、鉄条網を断ち切ってイスラエルへ侵入しようとしたシリア人1人がいた。イスラエル軍が発砲し、負傷している。 シリアではアレッポでの激しい戦闘で、町の60%を反政府勢力が制圧していると言わ […]
年: 2012年
シリア・アサド政権とイラン 2012.8.5
シリアでは、3000人のイラン革命軍兵士が、アサド政権を支えていることがわかった。アサド大統領は、イスラム教シーア派に近い少数派のアラウィー派。これに対し、大多数のシリア国民は、シーア派とは絶えず敵対するスンニ派である。 […]
パレスチナ国連問題再び 2012.8.5
昨年9月、パレスチナ自治政府は、国連安保理に対し、PLO(パレスチナ解放機構)の名目による国連の団体オブザーバーの立場から、パレスチナという国名による加盟国として、国連に加えられるよう安保理に要請を出した。 これについて […]
ゴラン高原にシリア人1人侵入 2012.8.5
4日、ゴラン高原で、鉄条網を断ち切ってイスラエルへ侵入しようとしたシリア人1人がいた。イスラエル軍が発砲し、負傷している。 シリアではアレッポでの激しい戦闘で、町の60%を反政府勢力が制圧していると言われていたが、現在、 […]
シリアとレバノン(ヒズボラ) 2012.8.4
シリアでは、アレッポとダマスカスでひっきりなしに爆音が聞こえ、激しい戦闘が続いている。ダマスカスでは、パレスチナ人難民キャンプが爆撃され、21人が死亡した。 反政府軍も本格的な武器で応戦しており、3日だけで死者は120人 […]
イラン問題再燃-イランを攻撃するのはアメリカか!? 2012.8.4
イランの核兵器配備に関する情勢が再燃しはじめ、イスラエルが9月、10月にも攻撃するのではといった記事が出回っている。 しかしアメリカのパネッタ国防秘書が先週、イスラエルを訪問。改めて、「アメリカはイランに核を保有させない […]
エジプト新内閣発足 2012.8.2
2日、エジプトでムルシ大統領が選出されてから、1ヶ月。ようやく大臣35人からなる新内閣が発足した。対立が懸念されていたエジプト軍のタンタウィ長官は国防相に就任。経済相を含む7人が前暫定政権からそのまま留任している。 ムス […]
タル法、期限切れ 2012.8.2
ユダヤ教超正統派神学校の学生の徴兵を免除してきた法律・タル法が、7月31日をもって期限切れとなった。政府がまだタル法に代わる新しい法律を打ち出せていないため、現行では、超正統派髪学校生にも徴兵が課されることになる。 バラ […]
エルサレムでもゲイ・パレード 2012.8.2
先月テルアビブでゲイ・パレードが行われたが、2日、エルサレムのゲイ・パレードが行われた。参加は4000人。経路には、キング・ジョージストリートが使われた。 同時に正統派居住区のメア・シャリームでは、数百人が集まって「イス […]
アメリカのユダヤ・パワー 2012.7.31
アメリカの大統領選挙を控えたオバマ現大統領とロムニー候補。先週、ユダヤ教とキリスト教右派の票獲得に向けて、イスラエルへの支援合戦となった。 <ロムニー候補> ロムニー候補は29日、イスラエルを訪問。ネタニヤフ首相やペレス […]
シリア情勢:トルコとアメリカが協力体制を約束 2012.7.31
シリア情勢/ 政府軍がアレッポに総攻撃を開始してから今日で4日目になる。死者も日々80-100人は出ているもよう。どちらがどの程度優勢であるのかは不明だが、反政府軍も応戦しており、戦闘は激しくなるばかりである。 周辺諸国 […]
複雑なゴラン高原のドルーズ族 2012.7.31
イスラエルのゴラン高原には多数の元シリア国籍のドルーズ族が住んでいる。彼らは、六日戦争でイスラエルがゴラン高原の主権を取ったとき、シリア側とイスラエル側に分断された民族である。 したがって彼らの多くは、親アサド派で、イス […]