昨日、シリアのヒジャブ首相がアサド政権から離反。自由シリア軍に助けられて、家族と共に国外へ脱出した。現在、どこにいるかは不明だが、ヒジャブ首相は、月曜、アルジャジーラを通じて、アサド政権から離反したことを表明した。 CN […]
カテゴリー: 中東情勢
シリア・アサド政権とイラン 2012.8.5
シリアでは、3000人のイラン革命軍兵士が、アサド政権を支えていることがわかった。アサド大統領は、イスラム教シーア派に近い少数派のアラウィー派。これに対し、大多数のシリア国民は、シーア派とは絶えず敵対するスンニ派である。 […]
シリアとレバノン(ヒズボラ) 2012.8.4
シリアでは、アレッポとダマスカスでひっきりなしに爆音が聞こえ、激しい戦闘が続いている。ダマスカスでは、パレスチナ人難民キャンプが爆撃され、21人が死亡した。 反政府軍も本格的な武器で応戦しており、3日だけで死者は120人 […]
イラン問題再燃-イランを攻撃するのはアメリカか!? 2012.8.4
イランの核兵器配備に関する情勢が再燃しはじめ、イスラエルが9月、10月にも攻撃するのではといった記事が出回っている。 しかしアメリカのパネッタ国防秘書が先週、イスラエルを訪問。改めて、「アメリカはイランに核を保有させない […]
エジプト新内閣発足 2012.8.2
2日、エジプトでムルシ大統領が選出されてから、1ヶ月。ようやく大臣35人からなる新内閣が発足した。対立が懸念されていたエジプト軍のタンタウィ長官は国防相に就任。経済相を含む7人が前暫定政権からそのまま留任している。 ムス […]
シリア情勢:トルコとアメリカが協力体制を約束 2012.7.31
シリア情勢/ 政府軍がアレッポに総攻撃を開始してから今日で4日目になる。死者も日々80-100人は出ているもよう。どちらがどの程度優勢であるのかは不明だが、反政府軍も応戦しており、戦闘は激しくなるばかりである。 周辺諸国 […]
複雑なゴラン高原のドルーズ族 2012.7.31
イスラエルのゴラン高原には多数の元シリア国籍のドルーズ族が住んでいる。彼らは、六日戦争でイスラエルがゴラン高原の主権を取ったとき、シリア側とイスラエル側に分断された民族である。 したがって彼らの多くは、親アサド派で、イス […]
シリア:数千人規模の政府軍、アレッポを総攻撃 2012.7.29
反政府勢力が優勢となったアレッポを政府軍が奪回しようとして、数千人規模の軍隊を投入し始めた。地上では戦車、上空からは戦闘機と攻撃用ヘリで激しい攻撃が行われている。 アレッポは人口250万の都市で、戦略的にも重要な場所。も […]
シリア:戦闘機でアレッポを攻撃 2012.7.25
20日以降、シリア第二の都市で、世界遺産もあるアレッポで激しい戦闘が行われ、自由シリア軍(反体制派民兵軍)が町の各所を占領したと伝えられていたが、昨日、親政府軍は、戦闘機を使って巻き返しを図っているもよう。戦闘機が使われ […]
シリア:化学兵器について記者会見 2012.7.24
シリア情勢において、現在、イスラエル最大の懸念は、シリアにある生物化学兵器や、大陸間弾道ミサイルがヒズボラの手に渡ることである。万が一、そうした動きになれば、イスラエルは軍事力を用いてでも阻止するとして、慎重に情報収集が […]
ラマダン中も殺戮続く中東 2012.7.24
先週金曜にラマダン(イスラム教徒の断食月)が始まったが、シリア以外でも殺戮が起こっている。23日、イラクでは、19の町で同時爆弾テロが起こり、107人が死亡した。犯人はアルカイダと見られている。イラクではアメリカ軍が昨年 […]
レバノンにシリア難民の群衆 2012.7.21
シリアの首都、ダマスカスでの戦闘が激しくなり、レバノンへ逃れる難民が急増している。 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、レバノンへの難民は、この二日間だけで少なくとも3万人。さらに流入は続いているもよう。*レ […]