先月末、アメリカの国務次官補中東担当デービッド・シェンカー氏が、レバノンを訪問。イスラエルとレバノンが、アメリカの仲介で、海洋境界線策定に向けた直接交渉を、仮庵の祭りが終わった後、12日の週から開始することが決まった。 […]
カテゴリー: イラン・ヒズボラ
ヒズボラの武器庫摘発:第75国連総会ネタニヤフ首相演説 2020.10.2
今年の国連総会は、各国首脳の多くがオンラインで演説を行った。ネタニヤフ首相は9月29日であった。 アブラハム合意を新しい平和の動きと報告すると同時に、イランが平和の脅威になっているとのいつもの話題を盛り込んでいた。その中 […]
ヒズボラは危機にあるか?:25日レバノン国境でヒズボラと衝突の件から 2020.8.28
ヒズボラからイスラエルへの攻撃 25日夜、レバノン国境で、イスラエル軍が照明弾を放って警戒をした件が明らかになってきた。この日の午後10:40、ヒズボラ(イラン傀儡武装組織)戦闘員が、レバノン国境に面するマナラに駐屯して […]
レバノン国境で緊張:照明弾で警戒 2020.8.26
25日夜、北ガリラヤ地方、レバノンとの直国境、マナラ、イフタフ、ミスガブアムといった地域で、治安上侵入者か、もしくはなんらかの火急の危機がせまっていたかで、イスラエル軍が、照明弾を複数打ち上げ、付近の道路を封鎖するととも […]
イスラエルとUAE合意 :イランとトルコの敵意 2020.8.15
今回、イスラエルと手を組んだUAEについては、これを支持する国々に対し、徹底的に嫌悪を表明する国や団体に分かれつつある。 昨日の記事でも述べたが、イスラム教国の中で、エジプト、オマーン、バハレーンは、アブラハム合意を支持 […]
イスラエル・UAE合意:イランの反応 2020.8.14
イランとUAEは目と鼻の先である。そこへイスラエル人が大手をふってやってくることをイランはどうみているだろうか。イラン政府からの正式なコメントはまだない。 しかし、イラン国会報道官の特別補佐官ホセイン・アミール・アブドラ […]
イランの自作米空母レプリカ誤沈で港出入りを妨害・大損害 2020.8.12
先月イランが、アメリカの空母の実物大レプリカを作って軍事訓練を行ったことがニュースになっていた。そのレプリカが、事故で、ホルムズ海峡の港への通路を塞ぐ形で、90度、横転していることがわかった。 これにより、重要な港への船 […]
レバノン反政府デモで一時外務省占拠:ナスララ党首の絞首像も 2020.8.10
レバノン国家非常事態宣言 ベイルートの港での大爆発から5日になる。爆発によってできたクレーターは43メートルに及ぶことがわかり、その甚大さを物語っている。破壊された建物は6200棟に及び、被害額は100億ドルとも150億 […]
ベイルート大爆発後:レバノン市民の反政府デモ 2020.8.7
4日午後に発生したレバノンの首都、ベイルートの港での大爆発。これまでに明らかになった死者は、149人。負傷者は5000人。捜索救出は続いているので、数字はまだ増える可能性がある。ベイルート市内の病院は、救急車だけでなく、 […]
ベイルート大爆発とイスラエルの北部情勢 2020.8.7
7日(金)朝:北部西ガリラヤ地方にサイレン この大爆発の直前数週間の間、イスラエルとレバノンのヒズボラの間は非常に緊張した状況にあった。その中でこの大爆発である。 今、レバノンの政治に深く関わっているヒズボラは、特にレバ […]
レバノンの港で大爆発:ヒズボラもイスラエル関与否定 2020.8.5
4日午後、レバノンの首都ベイルート最大の港で、広島や長崎とも表されるようなキノコ雲様の煙を伴う大爆発が発生。爆音とゆれは240キロ離れたキプロス島でも観測された。 この大爆発で、ベイルート市内は、広範囲が大空襲のあとのよ […]
シリアのイラン軍基地をイスラエルが報復攻撃:15人死亡 2020.8.5
日曜夜、ゴラン高原から、イスラエル領内に4人が侵入しようとして、イスラエル軍がこれを阻止したことはお伝えした通り。 この数時間後の月曜早朝5時から9時にかけて、シリア領内だが、イランとイラク国境付近、デイル・エゾールの、 […]