過越の夜にヒズボラがロケット弾35発:ハイファに近いアッコ、ナハリヤまでドローン飛来 2024.4.24

22日夜、イスラエル人たちが、過越のセデルのテーブルについたころ、北部ツファット近郊のエイン・ツィキームではサイレンが鳴った。ヒスボラのロケット弾計35発が、南レバノンから発射された。負傷者はなし。イスラエル軍は反撃を実施した。

23日には、イスラエル軍が、南レバノンのタイヤ周辺の地域を空爆し、ヒズボラでかなり影響力がある指導者2人が死亡。

その数時間後、ヒズボラのドローンが、海岸沿いの町、アッコとナハリヤ沖に飛来し、イスラエル軍が迎撃した。以下は、アッコに飛来したドローンと、サイレンを聞いて、ビーチから逃げる人々

ナハリヤでは、海上沖に着弾予測であったため、サイレンはならなかったが、イスラエル第3の都市、ハイファに近いため、警戒が高まった。このように、過越とはいえ、緊張感や防衛については、いっさい手抜きはないということである。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。