緊張の旗の行進前 新政権発足2日目。新ベネット政権に最初のテストがやってきた。15日、エルサレム旧市街、ダマスカス門からイスラム地区を通って嘆きの壁まで、宗教シオニストのユースグループが、イスラエルの旗を振りかざしてマー […]
カテゴリー: 政治・外交・経済
第36新政権就任決定:ネタニヤフ首相は退陣 2021.6.14
13日、イスラエルの国会で、承認60、反対59、棄権1で、ベネット氏(ヤミナ)とラピード氏(未来がある党)を中心とする8党からなるチェンジ・ブロックの政権を承認する議員が、かろうじて多数派となり、ネタニヤフ首相が退陣、新 […]
第36・ベネット・ラピード政権とは 2021.6.14
新政権の形 13日夜、就任式を終えた第36ベネット政権は、最初の閣議を行なった。 右派、左派、中道派、アラブ政党まで加わった8党首からなる政権だが、なんとか合意にいたったという政権で、大臣27人で、史上3番めに大きい政権 […]
イスラエル史上13人目のナフタリ・ベネット首相とは 2021.6.14
今回、不思議な形で、国会で6議席しかないベネット氏が首相となった。これもまたみこころとは思うが、どんな人物なのか、どうしてそうなったのかをまとめる。 絶対になれそうもない人物が首相になったという形なので、逆に、周囲と連携 […]
チェンジブロック新政権13日に発足見通しへ 2021.6.10
新政権13日発足の見通し ラピード氏、ベネット氏による新政権の国会での承認決議が13日(日)にも行われる見通しとなった。手順としては以下の通りである。 まず、現在の国会議長ヤアリブ・レビン氏(リクード)を解任し、ミッキー […]
政権交代なるか?:ネタニヤフ首相と右派勢の危険な反発 2021.6.7
新政権候補・国会承認待ち 右派ヤミナ党ナフタリ・ベネット氏(49)を次期首相候補とする、いわゆる“チェンジ・ブロック(変化勢)”新政権候補は、今、国会での承認待ち状態にある。 ブロックの長、未来がある党のラピード氏(57 […]
新政権の早期国会承認見通せず:国民の意見も割れる 2021.6.4
新政権の早期国会承認見通せず イスラエルではラピード氏(中道左派・未来がある党)が、8政党からなる超雑居状態の組閣案(最初の首相はベネット氏(右派ヤミナ))をリブリン大統領に提出。あとは、国会での承認まちとなっている。 […]
ぎりぎり打倒ネタニヤフ陣営が組閣完了を大統領へ通知 2021.6.3
ぎりぎり交渉完了の現実 打倒ネタニヤフ首相という目的一点で結束した、右派左派、アラブ政党も含め、8党からなるヤイル・ラピード氏(未来がある党)の陣営は、組閣期限わずか35分前の6月2日23時25分、文字通りギリギリセーフ […]
次期第11代大統領決定:アイザック・ヘルツォグ氏 2021.6.3
新政府のごたごたが続く中、2日、国会は7年の任期満了を迎えるリブリン大統領に代わる次期大統領(第11代)を誰にするかの決議を行なった。 候補は、イスラエルの第6代大統領ハイム・ヘルツォグ氏の息子で、現在ユダヤ機関代表であ […]
打倒ネタニヤフ勢力が組閣へ王手:ネタニヤフ首相時代は終わるか 2021.5.31
打倒ネタニヤフ勢力が組閣へ王手 ガザとの戦闘が発生したことで、ネタニヤフ首相を辞職に追い込むための新たな統一政権を立ち上げようとした中道左派ラピード氏(現在リブリン大統領から連立政権の組閣を拝任中)と、右派ヤミナベネット […]
ブリンケン米国務長官到着:イスラエルとパレスチナ自治政府訪問でバランスよく? 2021.5.26
ガザとの戦闘が停戦になった。ガザでは、多くのがれきの中、復興に向けて、国際社会の支援が始まっている。 しかし、東エルサレムでは、まだパレスチナ人とイスラエルの治安部隊との衝突が散発し、大きな紛争に発展する可能性もまだ終わ […]
ネタニヤフ首相から世界に向けて 2021.5.22
停戦直後:イスラエルから世界へのメッセージ 国際社会では、イスラエルに対する否定的な感情が広がり、各地で反ユダヤ主義暴力が深刻になっている。国際社会の理解を得ることが急務である。 しかし、それは、いわば「まだ鉄が熱いうち […]