シリアからトルコ国境への砲弾とそれに対するトルコの報復攻撃は六日目にはいってもまだ続いている。ダマスカスでは、シリア軍本部で自爆テロが発生、これまでで最大の爆発と思われる大爆発があった。
カテゴリー: 中東情勢
この秋、イラン攻撃はない? 2012.10.7
イスラエルでは、ネタニヤフ政権がイラン対策において、大きく方向転換していると分析されている。 ここ数ヶ月、ネタニヤフ首相とバラク国防相の発言は、今にもイランを攻撃しそうな緊張感にあふれていた。国民にガスマスクを配布し、戦 […]
トルコとシリアは戦争突入寸前-緊張続く国境周辺 2012.10.7
先週、シリアの砲弾でトルコ市民5人が死亡。トルコはすぐに報復攻撃し、シリア兵数名が死亡したと見られる。 シリア政府は、トルコに謝罪したが、その後も、シリアからは流れ弾などがトルコ領内に着弾している。トルコはそのたびに報復 […]
ヨルダンでも大規模市民デモ(指導はムスリム同胞団) 2012.10.7
「アラブの春」-市民デモによる中東独裁指導者の転覆の波ーが始まってから、夜安心して寝られないのがヨルダンの国王である。ヨルダン王室は、こうしたデモがヨルダンでも発生しないよう、議会政治の改革を国民にアピールしてきたのだが […]
イランで反アフマディネジャド市民デモ 2012.10.4
イランでは、ここ数ヶ月の間にチーズの価格が3倍になるなど物価上昇は尋常ではない。さらに今週、イラン通貨リアルの価値が半額近くにまで下落したことを受けて、首都テヘランで大規模な市民デモが発生した。 数千人の市民は、急激な物 […]
シリア周辺緊張:シリアの砲弾でトルコ市民5人死亡 2012.10.4
数ヶ月前にシリアがトルコの戦闘機を撃墜してから緊張が続くシリアとトルコの国境。シリアの砲弾がトルコ国境の町に着弾し、子ども3人(1人は6才)を含む5人が死亡した。 これを受けて、トルコがシリアの軍事拠点(政府軍)を報復攻 […]
最新シリア情勢 2012.10.2
シリアではダマスカス、アレッポで壊滅的な爆発が起こり一日で300人以上が死亡するなど、事態は悪化を続けてている。 これまでの死者は28000人。CNNによると、8月の死者は5091人、9月は4071人が死亡した。国連によ […]
イランとの戦争は時間の問題か-イランが先制攻撃の先制攻撃を示唆 2012.9.24
26日からニューヨークで国連総会が開かれる。総会では、シリア問題に加えて、イランにどう対応するのかが焦点になるもよう。昨日、イランのアフマディネジャド大統領もニューヨーク入りした。 イラン革命軍総司令官は、イラン国内のテ […]
反イスラム映画での反米運動、その後 2012.9.22
今週初頭、アメリカ国籍の人物が作成した反イスラム的映画がユーチューブで出回った件で、中東、北アフリカからインドネシアにいたる22カ国でアメリカの旗を燃やすなどの反米デモが発生。22日金曜、パキスタンでは「ムハンマドを愛す […]
イスラム世界の反米デモ広がる 2012.9.18
先週、リビアでアメリカ領事館が襲撃され、スティーブン大使が殺害された件。リビア政府は現時点で50人のアルカイダ系犯行グループを逮捕した。 これとほぼ同時に、エジプトのカイロでもアメリカ大使館が襲撃され、星条旗が燃やされた […]
シリアが化学兵器のテスト?2012.9.18
懸念されているシリアの化学兵器だが、ドイツ系メディアによると、8月下旬に、シリアで化学兵器を搭載できるミサイルに空の弾頭をつけてテストしていたことがわかった。 テストにはイランと北朝鮮の技術者が同席していたという。イラン […]
続報 リビア米領事館襲撃 2012.9.12
リビアのアメリカ領事館襲撃による犠牲者は、当初大使館員1名と報道されたが、死亡したのは、クリス・スティーブンス駐リビア・アメリカ大使と、3人の治安スタッフの計4名であることがわかった。4人は、大使の乗っていた公用車をねら […]