シナイ半島で、テロリストの掃討を続けているエジプト軍が、イスラエルとの和平条約に違反して軍をシナイ半島に駐留させている。この件について、イスラエルに連絡はないという。 エジプトのムルシ大統領は、14日、メッカでのイスラム […]
カテゴリー: 中東情勢
国際イスラム・サミット、シリアを除名 2012.8.16
OIC(Organization of Islamic Cooperation イスラム国際協力組織 加盟57カ国)は14日、メッカで開かれたイスラム・サミットにおいて、内戦で自国民を虐殺しているシリアを除名、速やかな政 […]
エジプト:ムルシ大統領本領発揮しはじめる!?2012.8.13
シナイ半島で武装組織に16人の警察官を殺害され、本格的軍事的にシナイ半島の治安に乗り出しているエジプト。武装組織を空爆し、多数のテロリストを逮捕している。 またガザの地下トンネルを使ってシナイ半島に出入りしていることがわ […]
ダマスカス大学のドルーズ学生80人、ゴラン高原へ生還 2012.8.9
シリアの首都ダマスカスの大学に留学中だったドルーズ族学生約100人のうち、80人が7日、ゴラン高原の自宅に無事帰還した。(2012年7月31日の記事参照) 学生たちはダマスカスの様子について、全員が「メディアは実際の10 […]
エジプト軍がシナイ半島空爆 2012.8.9
4日、シナイ半島、ガザ国境ラファ付近で、イスラム武装勢力*に警察官16名を殺害されたエジプト。ムルシ大統領が、無法地帯化しているシナイ半島の安定化に乗り出した。 *この武装勢力は、この直後奪った輸送車でイスラエルでのテロ […]
シリアのヒジャブ首相が離反 2012.8.7
昨日、シリアのヒジャブ首相がアサド政権から離反。自由シリア軍に助けられて、家族と共に国外へ脱出した。現在、どこにいるかは不明だが、ヒジャブ首相は、月曜、アルジャジーラを通じて、アサド政権から離反したことを表明した。 CN […]
シリア・アサド政権とイラン 2012.8.5
シリアでは、3000人のイラン革命軍兵士が、アサド政権を支えていることがわかった。アサド大統領は、イスラム教シーア派に近い少数派のアラウィー派。これに対し、大多数のシリア国民は、シーア派とは絶えず敵対するスンニ派である。 […]
シリアとレバノン(ヒズボラ) 2012.8.4
シリアでは、アレッポとダマスカスでひっきりなしに爆音が聞こえ、激しい戦闘が続いている。ダマスカスでは、パレスチナ人難民キャンプが爆撃され、21人が死亡した。 反政府軍も本格的な武器で応戦しており、3日だけで死者は120人 […]
イラン問題再燃-イランを攻撃するのはアメリカか!? 2012.8.4
イランの核兵器配備に関する情勢が再燃しはじめ、イスラエルが9月、10月にも攻撃するのではといった記事が出回っている。 しかしアメリカのパネッタ国防秘書が先週、イスラエルを訪問。改めて、「アメリカはイランに核を保有させない […]
エジプト新内閣発足 2012.8.2
2日、エジプトでムルシ大統領が選出されてから、1ヶ月。ようやく大臣35人からなる新内閣が発足した。対立が懸念されていたエジプト軍のタンタウィ長官は国防相に就任。経済相を含む7人が前暫定政権からそのまま留任している。 ムス […]
シリア情勢:トルコとアメリカが協力体制を約束 2012.7.31
シリア情勢/ 政府軍がアレッポに総攻撃を開始してから今日で4日目になる。死者も日々80-100人は出ているもよう。どちらがどの程度優勢であるのかは不明だが、反政府軍も応戦しており、戦闘は激しくなるばかりである。 周辺諸国 […]
複雑なゴラン高原のドルーズ族 2012.7.31
イスラエルのゴラン高原には多数の元シリア国籍のドルーズ族が住んでいる。彼らは、六日戦争でイスラエルがゴラン高原の主権を取ったとき、シリア側とイスラエル側に分断された民族である。 したがって彼らの多くは、親アサド派で、イス […]