エジプトが不安定になる中、3日よりシナイ半島(ならびにスエズ運河地域)を警戒するため、イスラエルとも合意の上で、エジプト軍がシナイ半島に駐留している。 4日、シナイ半島のガザとの国境近くにイスラム主義の男が駐留するエジプ […]
カテゴリー: 中東情勢
エジプト・ムルシ大統領失脚 2013.7.4
エジプトで、数百万規模の反ムルシデモがはじまって4日目の3日夜、最後通告の期限時間を過ぎたことを受けて、エジプト軍がムルシ大統領を拘束、同政権によって出された憲法は、無効であると公式の発表を出した。 期限時間直前にムルシ […]
エジプト政変再び 2013.7.2
日本でも報道されていることと思うが、日曜日夜に始まったムルシ大統領に辞任を求めるデモは全国で発生し、計100万人をゆうに超える大群衆となった。 カイロのタハリル広場は、エジプトの旗と反ムルシの”レッドカード(サッカーで反 […]
明日30日ムルシ大統領1年目の危機:エジプトも内戦になる!? 2013.6.29
エジプトでは、30日、ムルシ大統領が就任してからちょうど1年を迎える。ごり押しの憲法制定など強引な滑り出しで、国民が最も期待した経済状況も何も変わらなかった。 そのため、エジプトでは30日、カイロのタハリル広場で再び大規 […]
イスラエルに来たシリアの負傷者100人目 2013.6.27
人権保護団体によると、シリア内戦による死者はついに10万人を超えた。これまでに、イスラエルで治療を受けたシリア人負傷者の数も、26日で100人に達した。 このうちイスラエルの病院に収容して治療したのは70人。治療のかいな […]
シリア情勢:目指すはアサド大統領の大政奉還 2013.6.24
シリアでは先週末から、首都ダマスカス周辺やアレッポなどで、政府軍と反政府勢力が激戦を繰り広げている。反政府勢力によると、アラブ同盟諸国から高度な武器の供与を受けたという。欧米からの供与はまだ確認されていない。 <カタール […]
アメリカとタリバンの対話暗礁 2013.6.21
カタールのドーハに事務所を開設したタリバンは、自ら「イスラム首長国連邦アフガニスタン」と名乗った旗を揚げている。これは本国アフガニスタンに対抗した政治組織の設立を意味しているようなもの。 そのタリバンとドーハで対談しよう […]
G8サミットとシリア情勢 2013.6.18
第39回G8サミットが北アイルランドで昨日から2日間、開催されている。参加国は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、カナダ、イタリア、ドイツ、日本。 議題は、シリア情勢の他、EUとアメリカの貿易自由化、グーグルなど国境 […]
エジプトがシリアと断絶 2013.6.18
エジプトのムルシ大統領は、16日、シリアとの国交を絶つことを宣言。アサド政権を支援しているヒズボラは即刻シリアから退去するようにとの立場を発表した。 エジプトは、スンニ派優勢の国である。シーア派との対立の一環。
イランの新大統領と核問題 2013.6.18
イランで、穏健保守派のロウハニ師(64)が、強硬派候補者を押さえて過半数を獲得し、大統領に決まった件について。アメリカは、「もしイランが西側との関係改善を望むなら、その用意がある。」と外向的解決に期待するコメントを出した […]
トルコ情勢その後 2013.6.18
トルコのイスタンブールで始まった反政府デモは、首都アンカラや地方都市にも広がって、まだ継続されている。エルドアン首相は、強気姿勢を崩さず、催涙弾や、水砲でデモ隊をけちらし続けている。 <なぜデモが起こるのか> エルドアン […]
アメリカがシリアへ武器支援開始へ 2013.6.15
13日、アメリカはシリアのアサド政権が、アレッポで化学兵器を使用したとの正式な見解を発表。今後反政府勢力の穏健派グループに軽度の武器を支援すると発表した。武器の中には対戦車砲も含まれるみこみ。 この発表が会った後、イギリ […]