29日、午後5時すぎ、インドの首都デリーのイスラエル大使館近郊で、小さい爆発事件があった。この日は、イスラエルとインドが国交を開始してからちょうど29周年目であった。 負傷者はなかったが、付近に駐車中の車数台の窓が割れた […]
カテゴリー: イラン・ヒズボラ
イスラエルのイラン攻撃現実味:バイデン米新政権発足にむけて 2021.1.16
1月20日、アメリカのバイデン新政権が発足することになった。今回は、上院、下院とも民主党が過半数で、ねじれがないため、左派的な政策がどんどん進められていくようになると予想される。これはイスラエルには、難しい時代の到来を意 […]
欧米のワクチンを断るイラン 2021.1.16
イランのコロナ感染は、これまでに120万人が感染し、死者は5万6000人に上っている。1日の感染者は、6000人を超えた状態で横ばい、死者は80人台だが、減少傾向にある。 イランは、厳しい経済制裁で、海外にある資金が使え […]
滑り込みトランプ政権の中東政策:アブラハム合意と対イラン包囲網強化 2021.1.7
なんとも悲惨な結果になりつつあるトランプ大政権だが、アブラハム合意を成し遂げた行動力は、他の大統領では決して成し遂げられなかった事業であった。もうすぐ、消えるかもしれないトランプ政権は、それでもまだ、中東での最後の働きを […]
イランが核合意逸脱を可能にする法案を可決 2020.12.7
イランでは、トップ核科学者の暗殺の後、報復が懸念され、今も国交が始まったばかりの湾岸諸国ですでに旅行しているイスラエル人に、警告が発せられている状況にある。 しかし、幸い、今の所、大きな部力衝突は発生していない。しかし、 […]
イラン科学者ファクリザデ氏暗殺その後 2020.12.2
先月27日、イランの超極秘核兵器開発の主導者と見られるモーセン・ファクリザデ氏が、テヘラン郊外で暗殺されてから、5日が経過した。葬儀は、国葬で、その2日後の29日に行われた。 超極秘人物で、国民にも知られていない人であっ […]
イランのトップ核・科学者暗殺:イランはイスラエルを非難 2020.11.28
27日午後、テヘラン近郊で、イランの核兵器開発のトップ科学者モフセン・ファクリザーダ博士が暗殺された。トランプ政権終焉を目前に、アメリカ、イスラエルの計画であったとみられている。詳細と、今後の予想される影響については以下 […]
シリアのイラン拠点攻撃:親イラン勢力19人死亡か 2020.11.28
情報はイランもシリアも認めていないが、シリアの内戦を監視する団体が報告したところによると、26日早朝、イラクとの国境に近いアルブ・カマルへの空爆があり、親イラン兵士19人が死亡した。兵士たちは、ほとんどがパキスタン人だっ […]
8月にイスラエルがアルカイダNO2を暗殺か 2020.11.22
前記事にあるように、トランプ政権は格段に親イスラエル政策を推進したが、そのアメリカとイスラエルの友好関係の深さを証明するような事件が先週、ニューヨークタイムスを通じて報道された。 今年8月7日、イランの首都、テヘランで、 […]
イラン武器禁輸措置:期限切れで解除 2020.10.29
18日、イランと世界が2015年に核兵器開発に関して交わした合意の中の一つ、武器の禁輸に関する期限が、5年の満期を迎えたため、解除となった。これにより、イランは核兵器以外の兵器については、法的に売買が可能になる。 201 […]
米仲介でレバノンとの海域交渉開始へ:国交断絶30年ぶり 2020.10.8
先月末、アメリカの国務次官補中東担当デービッド・シェンカー氏が、レバノンを訪問。イスラエルとレバノンが、アメリカの仲介で、海洋境界線策定に向けた直接交渉を、仮庵の祭りが終わった後、12日の週から開始することが決まった。 […]
ヒズボラの武器庫摘発:第75国連総会ネタニヤフ首相演説 2020.10.2
今年の国連総会は、各国首脳の多くがオンラインで演説を行った。ネタニヤフ首相は9月29日であった。 アブラハム合意を新しい平和の動きと報告すると同時に、イランが平和の脅威になっているとのいつもの話題を盛り込んでいた。その中 […]