16日、ゴラン高原のシリア側、イスラエルとの国境からわずか5キロの地点でシリア軍と反政府軍の戦闘が観測された。 この戦闘で負傷したシリア市民7人が、ゴラン高原のイスラエルとの国境フェンスに近づいてきたため、イスラエル軍が […]
カテゴリー: その他中東地域
イランとヒズボラの動き 2013.2.11
ワシントン・ポストによると、アサド大統領が没落した場合に備え、イランとヒズボラが、シリア国内に5万人規模の武装組織を準備中であるという(オバマ政権関係者談)。 イランにとってシリアは、地域での戦略上、失い得ない場所である […]
シリア空爆その後 2013.2.4
3日、シリア国営放送が、イスラエルに爆撃されたと思われる場所の映像を発表。多くの車両とともに隣接する建物が被害を受けた様子が映し出された。 3日、ニューヨークタイムスは、攻撃されたのは、ダマスカスの主要な生物化学兵器の要 […]
エジプト・ムルシ大統領官邸襲われる 2013.2.2
混乱続くエジプトだが、昨日金曜、ムルシ大統領官邸周辺に約6000人が終結し、「出て行け!」などと叫びながら、デモ隊の一部が大統領官邸に火焔瓶を投げつけるなどの暴力行為に及んだ。 この日の前日、大統領支持派と、反ムルシ派の […]
アサド政権崩壊に備えるイスラエルとヨルダン 2013.1.28
シリア内部の情勢が深刻化するとともに、ヨルダンへの難民急増(1日からだけで3万人)、アサド大統領の母親が脱出するなど、崩壊が近いと思われせるような微妙な動きになりつつある。 シリア内部には現在、アルカイダを含む様々なイス […]
エジプトで混乱の3都市、緊急事態宣言 2013.1.28
この週末だけで、政府側と反政府側との衝突で50人近い死者をだしたエジプト、スエズ運河周辺の3都市、ポートサイード、スエズ、イスマイリア。ムルシ大統領は、27日、この3都市について非常事態宣言(夜9時から翌朝6時までの外出 […]
収拾つかない怒りの子 エジプト 2013.1.27
アラブの春2年目を記念して26日からエジプトで再燃した反政府デモ運動だが、全国で死者30人以上、負傷者数百人と激しさをましてきている。カイロのタハリル広場はまるでアラブの春が戻ったかのようである。 今回、さらに火を注いだ […]
エジプト再燃 2013.1.26
エジプトでは、アラブの春2年目にあたる25日から、再び全国的に群衆が出てデモ活動を再燃させている。今回は、ムスリム同胞団出身でイスラム主義に傾く現ムルシ大統領に反対する世俗派のデモである。 カイロのタハリル広場でも負傷者 […]
シリア情勢アップデート 2013.1.26
シリアでの殺戮は相変わらず続いている。反政府勢力が、イスラエルとの国境付近にあった政府本部を爆破したとの報告がある。イギリス系の情報筋によると、アサド大統領の母親がアラブ首長国連邦へ、妹がドバイへ逃亡したもよう。 1月に […]
エジプト新憲法施行 2012.12.27
懸案になっていたエジプトの新憲法。イスラム主義に傾きすぎだとして反対する勢力と、憲法制定を急ぐムルシ大統領(イスラム主義団体・ムスリム同胞団)が激しく対立していたが、2回目の国民投票を経て承認され、26日、正式にエジプト […]
悲しいシリアのクリスマス 2012.12.25
ダマスカスでは23日朝、パン屋さんをシリア政府軍が空爆し、パンを買うために列をなしていた人々を含めて多数が死亡した。反政府勢力は90人死亡と主張しているが、正確な数字は不明。 シリアのキリスト教徒の人口は、全体の10%に […]
シリア情勢アップデート 2012.12.18
<パレスチナ人も巻き添え> 15日、ダマスカス、ヤルムク地区のパレスチナ難民キャンプがシリア政府軍に空爆され、25人が死亡。シリア政府軍と激しい戦闘になっていたが17日、反政府勢力がこのキャンプをほぼ制圧した。パレスチナ […]