周辺諸国に非難するシリア難民は、一日平均7000-8000人となり、とうとう100万人を超えた。国連によると、難民の半数は11才以下の子供だという。(データ:ニューヨークタイムス) 避難先は最大がレバノンで33万人(人口 […]
カテゴリー: その他中東地域
シリア情勢とイスラエル 2013.3.3
<ゴラン高原に迫撃砲3発> 2日、ゴラン高原南部に、流れ弾とみられる迫撃砲3発が、先週に続いて再び着弾した。今回は大きく爆発したが、野原だったため、物損も負傷者もなかった。シリア内部での戦闘が激しくなっているようだとのこ […]
アメリカの新シリア介入策:シリアの反応は? 2013.3.3
先週、ケリー米国務長官は、アサド大統領退陣にむけて圧力をかけるため、アメリカは今後反政府勢力を支援するとの方針を明らかにした。 その後、具体的には武器以外の食料や薬品、その他新政府設立のために6000万ドル(約55億円) […]
シリアからゴラン高原に迫撃砲着弾 2013.2.28
27日、ゴラン高原のイスラエル側に、シリアから対戦者砲が一発、不発で着弾した。広い野原であったため負傷者や物損もなし。流れ弾とみられている。 <シリアの友達会議:ケリー米国務長官、シリア問題に乗り出す> 新しく就任したア […]
切れたシリア反政府勢力:世界にさじをなげる 2013.2.24
3週間前、シリアの反政府勢力・シリア国民連合が、アサド政権との対話の可能性を示唆。アメリカもロシアもこれを歓迎し、それぞれが代表らをワシントン、モスクワに招いていた。 しかし、その後も、政府軍による空爆やスカッドミサイル […]
シリア人負傷者イスラエルの病院へ 2013.2.17
16日、ゴラン高原のシリア側、イスラエルとの国境からわずか5キロの地点でシリア軍と反政府軍の戦闘が観測された。 この戦闘で負傷したシリア市民7人が、ゴラン高原のイスラエルとの国境フェンスに近づいてきたため、イスラエル軍が […]
イランとヒズボラの動き 2013.2.11
ワシントン・ポストによると、アサド大統領が没落した場合に備え、イランとヒズボラが、シリア国内に5万人規模の武装組織を準備中であるという(オバマ政権関係者談)。 イランにとってシリアは、地域での戦略上、失い得ない場所である […]
シリア空爆その後 2013.2.4
3日、シリア国営放送が、イスラエルに爆撃されたと思われる場所の映像を発表。多くの車両とともに隣接する建物が被害を受けた様子が映し出された。 3日、ニューヨークタイムスは、攻撃されたのは、ダマスカスの主要な生物化学兵器の要 […]
エジプト・ムルシ大統領官邸襲われる 2013.2.2
混乱続くエジプトだが、昨日金曜、ムルシ大統領官邸周辺に約6000人が終結し、「出て行け!」などと叫びながら、デモ隊の一部が大統領官邸に火焔瓶を投げつけるなどの暴力行為に及んだ。 この日の前日、大統領支持派と、反ムルシ派の […]
アサド政権崩壊に備えるイスラエルとヨルダン 2013.1.28
シリア内部の情勢が深刻化するとともに、ヨルダンへの難民急増(1日からだけで3万人)、アサド大統領の母親が脱出するなど、崩壊が近いと思われせるような微妙な動きになりつつある。 シリア内部には現在、アルカイダを含む様々なイス […]
エジプトで混乱の3都市、緊急事態宣言 2013.1.28
この週末だけで、政府側と反政府側との衝突で50人近い死者をだしたエジプト、スエズ運河周辺の3都市、ポートサイード、スエズ、イスマイリア。ムルシ大統領は、27日、この3都市について非常事態宣言(夜9時から翌朝6時までの外出 […]
収拾つかない怒りの子 エジプト 2013.1.27
アラブの春2年目を記念して26日からエジプトで再燃した反政府デモ運動だが、全国で死者30人以上、負傷者数百人と激しさをましてきている。カイロのタハリル広場はまるでアラブの春が戻ったかのようである。 今回、さらに火を注いだ […]