<ケリー国務長官とネタニヤフ首相> 先週末、ジュネーブでケリー国務長官とロシアのラブロフ外相が、シリアの化学兵器をどのように処分するかの具体案を出した件。それによると、シリアは来週中旬までには化学兵器の完全リストを提出す […]
カテゴリー: その他中東地域
化学兵器破棄プラン発表 2013.9.15
シリアの化学兵器処理について、予定を延長してジュネーブでの会議を続けてきたアメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外相。14日午後、今後のアウトラインを共同で発表した。 両者は、まずこの問題は武力では解決しないという認 […]
シリアの”ミッション・インポッシブル” 2013.9.13
ロシアがぎりぎりになって、シリアに化学兵器を返上させ、国際管理するという案をだしてから2日目。世界は徐々に、それがいかにインポッシブル(不可能)かということに気がつきはじめている。 <アメリカとロシアのとりくみ> オバマ […]
シリア攻撃保留へ 2013.9.11
アメリカ議会がオバマ大統領のシリア攻撃案の議論を始めた直後、ロシアのプーチン大統領が突然、シリアのアサド政権に全化学兵器を返上させた後、破棄破壊するという案を持ち出した。 シリアはこれに応じると発表。オバマ大統領も、シリ […]
エルサレムにも迎撃ミサイル 2013.9.9
8日、シリアのアサド大統領は、メディアのインタビューに答えて、化学兵器の使用を否定。もしアメリカがシリアを攻撃した場合、シリアの同盟国(イラン、ロシア)が、報復行動に出るだろうと語った。 アメリカのシリア攻撃の可能性が高 […]
国際社会説得に走るケリー国務長官 2013.9.9
アメリカはG20サミットで、シリア攻撃に関して、国際社会の同意を得ることができなかった。かといって、シリア攻撃を中止するという選択の余地はない。アメリカの権威だけでなく、国際社会のルールも意味を失うことになるからだ。 8 […]
シナイ半島:イスラム主義勢力撲滅作戦本格化 2013.9.9
世界はシリア情勢で手一杯となっているが、その背後で、エジプト軍がシナイ半島でのイスラム主義テロ組織の撲滅作戦を本格的に行っている。 先週、イスラム主義過激派組織が、エジプト暫定政権の内務相暗殺を試みたことを受け、エジプト […]
超大国アメリカの責任と苦悩 2013.9.7
サンクトペテルブルグでのG20が終わった。先週、シリアへの軍事攻撃を決断したオバマ大統領は、G20でロシアはじめ、国際社会の幅広い支持を得ようとしたが、首脳たちの意見はほぼ半々に分かれ、結局オバマ大統領は孤立した。 首脳 […]
ロシアの警告:シリアの核研究施設!? 2013.9.7
アメリカの上記のような動きに対し、ロシアは、あくまでも「化学兵器を使用したのはシリア政府ではない可能性がある。証拠を出せ。」と言い続けている。シリアのアサド政権も、化学兵器使用を否定。反政府勢力が欧米の関心を買おうとして […]
イスラエルは米軍事攻撃を要望 2013.9.7
イスラエルはシリア問題について、いっさいのコメントを控えている。しかし、イスラエルとしては、アメリカが効果的にシリアを攻撃することを希望している。 もし今、アメリカがシリアを攻撃しなければ、イランが国際社会の無力を見て、 […]
G20でオバマ大統領窮地:シリア危機 2013.9.6
先週末、オバマ大統領は、化学兵器を使用しているシリアのアサド政権への軍事攻撃を決意したが、議会の承認を求めると発表した事について。ワシントンでは、来週の議会での採択にむけて、オバマ政権の上院議員たちへの、根回しと説得が行 […]
エジプトで爆弾テロ 2013.9.6
カイロで、暫定政権のイブラヒム内務相の車列が爆弾テロに襲われ、少なくとも2人が死亡。多数が負傷した。すでに暗殺計画が予期されていたため、イブラヒム氏自身は防護車に乗っていて無事だった。しかし、護衛の車3台が吹き飛ばされる […]