エルサレムでは、8日、考古学庁と嘆きの壁遺産基金が、第二神殿時代(紀元前6世紀から1世紀)の遺跡で、神殿へ上がる前の、泉がある豪華な広場とその周辺施設の遺跡を、この秋、一般公開するとして、まずメディアに公開した。 新たに […]
カテゴリー: 考古学
65年ぶり死海写本他発見:ゼカリヤ書とナホム書 2021.3.18
ゼカリヤ書とナホム書の一部写本断片出土 16日、イスラエル考古学局が、65年ぶりに新たな死海写本を発見したと発表した。発見されたのは、約1900年前のバルコフバ戦争時代のいわゆる避難民の洞窟からの写本で、ゼカリヤ書、ナホ […]
偽物と思ったら本物だった!ヤロブアム2世(聖書)の封印 2020.12.10
ベングリオン大学のユバル・ゴーレン博士は、新しい鑑定方法を用いて、10年以上前に、偽物だろうと放置していたブラエ(封印)が、紀元前8世紀にさかのぼる本物であることをつきとめ、承認された。 封印は聖書に登場するイスラエル王 […]
第一神殿時代の2シェケル重り発見 2020.10.16
エルサレムでは、13日、嘆きの壁とそのトンネルに隣接するウイルソンアーチ地下の発掘現場から、第一神殿時代の2シェケルの重りが発見された。 かつての神殿にも近く、非常に重要な発掘現場で、イスラエル考古学局と西壁基金が共同で […]
国宝!ユダ王国の柱頭発見:エルサレム/アルモン・ハナチーブ 2020.9.5
エルサレム旧市街、神殿の丘から続くダビデの町、ヒノムの谷を超えて少し高台のアルモン・ハナチーブ。タイェレット(プロムナード)と呼ばれるところから、ユダ王国のシンボルとして知られる柱頭が2つ発見された。この他、小さい柱頭な […]
エルサレム:ヒゼキヤ王とマナセ王時代の遺跡 2020.7.25
エルサレム南部、アルノナのアメリカ大使館のすぐ近くで、ユダ王国、ヒゼキヤ王、マナセ王時代(紀元前8世紀から7世紀中盤まで)の遺跡が公表された。 遺跡には、遠くからもみえるほどの高さ20メートル、7デュナム(7000平方メ […]
エズラ・ネヘミヤ時代の遺跡発見:エルサレム 2020.7.2
エルサレムで、約2500年前、バビロン捕囚からエルサレムに帰還した、エズラ・ネヘミヤ時代(ペルシャ時代)のものと考えられるブラエ(押印)が発掘された。この時代の遺跡は非常に少ないことから、当時を考察する貴重な発掘である。 […]
カナン人は実在した:DNA分析より 2020.5.30
聖書において、カナン人は、重要な人々である。紀元前2世紀ごろ(中・後期青銅器時代)に、アブラハムが来たころ、いわゆる「約束の地」にいたのは、カナン人であった。 その後も、カナン人は、レバント地域(現代のイスラエル、エジプ […]
6歳児が発見:3500年前のペリシテ人石印 2020.5.26
コロナ渦が始まる前に、ガザ近郊の遺跡テル・ガマに家族でハイキングに来ていた6歳のイムリ・エリヤ君が小さな石の印(seal) を発見。3500年前のペリシテ人時代のものであったことがわかった。 ガマは、カナン人時代は、ヤル […]
嘆きの壁近くで2000年前の隠れ家跡発見 2020.5.20
19日、イスラエル考古学局が、エルサレム嘆きの壁近くで、約2000年前、ローマ帝国の支配下で、人々が隠れて生活していたとみられる3部屋の発掘に関する発表を行った。22日のエルサレム統一記念日を記念しての発表である。 この […]
ダビデ王関連遺跡:ツィケラグ発見か 2019.7.16
聖書に登場するダビデ王は、紀元前10−11世紀の人物だが、意外にその考古学的証拠は少ない。このため、ダビデ不在説なども存在する。 しかし、それを覆すように発見されたのが、2008−2013年にかけて発掘された、エラの谷に […]
ペリシテ人とは何者か:初の墓発見でDNAから判明 2019.7.8
イスラエル南部、ガザの隣、アシュケロンは、聖書でイスラエルの敵として描かれているペリシテ人の町である。2016年にアシュケロンで、ペリシテ人の墓が見つかり、そこに埋葬されていた遺体からDNA検査が可能となった。 ペリシテ […]












