アッシリアがラキシュ攻撃に使ったスロープから イスラエル中央、エルサレム南西45キロ地点、ベイト・シェメシュとべエル・シェバの間に、テル(聖書考古学遺跡丘)ラキシュがある。 この遺跡の発掘は1930年代から始まり、今も続 […]
カテゴリー: 考古学
第二神殿時代の宝石(聖書時代香木彫刻)発見:ダビデの町の土から 2021.10.23
エルサレムのダビデの町では、南端にあるシロアムの池から、第二神殿(今の嘆きの壁付近)に向かってのぼっていく通路の発掘が続けられている。 約600メートルのその通路は、かつて、イエスや弟子たちも歩いたとみられる階段式の通路 […]
新説:死海写本がクムランで発見された理由 2021.10.1
死海写本とは、第二神殿時代後期(イエス時代・日本では弥生時代)にヘブライ語聖書や宗教的文書を写本した巻物で、羊皮紙やパピルスなどに書かれている古文書である。これらは、昔からの書物を代々写本してきたもので、死海周辺から発見 […]
ソドムとゴモラ崩壊は巨大隕石によるものか 2021.10.1
創世記19:24-25によると、死海にあった大きな都、ソドムとゴモラは、天から降ってきた硫黄の火ですべてが滅ぼされたと書かれている。その後今に至るまで、3600年以上も、だれも住めない状態に置かれている。 このソドムとゴ […]
バビロンの破壊を耐えたエルサレムの城壁発見:586BCダビデの町から 2021.7.16
18日のティシャ・べ・アブ(神殿崩壊記念日)を前に、先の第二神殿遺跡に続いて、あらたな第一神殿時代の城壁が、エルサレムのダビデの町で発見されたとの発表があった。 この城壁は、586BCにバビロンが来て、エルサレムを破壊し […]
エルバアル(ギデオン)の名前発見:1100BCの遺跡から 2021.7.16
士師記時代にあったエルバアル(ギデオン)という名前 ここしばらく、聖書考古学の新しい発表が相次いでいる。12日、聖書の士師記時代の登場人物で、教会学校などでは特に愛されている英雄、ギデオンの別名、エルバアルという名前が、 […]
第二神殿時代・神殿周辺遺跡を一般公開へ 2021.7.10
エルサレムでは、8日、考古学庁と嘆きの壁遺産基金が、第二神殿時代(紀元前6世紀から1世紀)の遺跡で、神殿へ上がる前の、泉がある豪華な広場とその周辺施設の遺跡を、この秋、一般公開するとして、まずメディアに公開した。 新たに […]
65年ぶり死海写本他発見:ゼカリヤ書とナホム書 2021.3.18
ゼカリヤ書とナホム書の一部写本断片出土 16日、イスラエル考古学局が、65年ぶりに新たな死海写本を発見したと発表した。発見されたのは、約1900年前のバルコフバ戦争時代のいわゆる避難民の洞窟からの写本で、ゼカリヤ書、ナホ […]
偽物と思ったら本物だった!ヤロブアム2世(聖書)の封印 2020.12.10
ベングリオン大学のユバル・ゴーレン博士は、新しい鑑定方法を用いて、10年以上前に、偽物だろうと放置していたブラエ(封印)が、紀元前8世紀にさかのぼる本物であることをつきとめ、承認された。 封印は聖書に登場するイスラエル王 […]
第一神殿時代の2シェケル重り発見 2020.10.16
エルサレムでは、13日、嘆きの壁とそのトンネルに隣接するウイルソンアーチ地下の発掘現場から、第一神殿時代の2シェケルの重りが発見された。 かつての神殿にも近く、非常に重要な発掘現場で、イスラエル考古学局と西壁基金が共同で […]
国宝!ユダ王国の柱頭発見:エルサレム/アルモン・ハナチーブ 2020.9.5
エルサレム旧市街、神殿の丘から続くダビデの町、ヒノムの谷を超えて少し高台のアルモン・ハナチーブ。タイェレット(プロムナード)と呼ばれるところから、ユダ王国のシンボルとして知られる柱頭が2つ発見された。この他、小さい柱頭な […]
エルサレム:ヒゼキヤ王とマナセ王時代の遺跡 2020.7.25
エルサレム南部、アルノナのアメリカ大使館のすぐ近くで、ユダ王国、ヒゼキヤ王、マナセ王時代(紀元前8世紀から7世紀中盤まで)の遺跡が公表された。 遺跡には、遠くからもみえるほどの高さ20メートル、7デュナム(7000平方メ […]