今週初頭、アメリカ国籍の人物が作成した反イスラム的映画がユーチューブで出回った件で、中東、北アフリカからインドネシアにいたる22カ国でアメリカの旗を燃やすなどの反米デモが発生。22日金曜、パキスタンでは「ムハンマドを愛す […]
年: 2012年
限りなく戦争に近い?新年(ラッパ)の日 2012.9.18
イスラエルは日曜、新年(ラッパ)の日を迎えた。この日は、新年を祝うとともに、ユダヤ教シナゴーグでは一斉にらっぱ(角笛)をふきならす日である。終末論の視点では、この例祭が、将来おこるとされる携挙(第一テサロニケ4:16-1 […]
イスラム世界の反米デモ広がる 2012.9.18
先週、リビアでアメリカ領事館が襲撃され、スティーブン大使が殺害された件。リビア政府は現時点で50人のアルカイダ系犯行グループを逮捕した。 これとほぼ同時に、エジプトのカイロでもアメリカ大使館が襲撃され、星条旗が燃やされた […]
シリアが化学兵器のテスト?2012.9.18
懸念されているシリアの化学兵器だが、ドイツ系メディアによると、8月下旬に、シリアで化学兵器を搭載できるミサイルに空の弾頭をつけてテストしていたことがわかった。 テストにはイランと北朝鮮の技術者が同席していたという。イラン […]
続報 リビア米領事館襲撃 2012.9.12
リビアのアメリカ領事館襲撃による犠牲者は、当初大使館員1名と報道されたが、死亡したのは、クリス・スティーブンス駐リビア・アメリカ大使と、3人の治安スタッフの計4名であることがわかった。4人は、大使の乗っていた公用車をねら […]
リビアの米領事館襲撃でアメリカ人1人死亡、カイロでも反米行為 2012.9.12
<リビア> 本日、リビアのベンガジにあるアメリカ領事館が、武装勢力によって、手榴弾などで襲撃され、アメリカ人大使館員が一人死亡、一人が負傷した。襲撃の原因となったのは、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱したとされる映画。 […]
イスラエルとオバマ政権の不一致? 2012.9.12
イラン攻撃問題で緊張するイスラエル。ネタニヤフ首相は、アメリカに対し、「どの時点で軍事攻撃に踏み切るかを明確にしなければ、イランの核兵器開発を止めることはできない。」と語り、軍事介入への明確なライン設定を要請した。 これ […]
破算寸前のパレスチナ自治政府 2012.9.12
今回の国連に国としてのオブザーバー(現在はPLOの団体としてのオブザーバー)にアップグレードを申請すると主張するパレスチナ自治政府。台所事情は火の車だ。ラマダン前にもすでに政府関係者への給料を支払えない事態となっていたが […]
イスラエル人の出国ラッシュ-9月13日から10月11日- 2012.9.12
イラン攻撃で議論が飛び交うイスラエルだが、人々は今年もバケーションを楽しむ。イスラエルでは、9月16日から、新年、大贖罪日(ヨム・キプール)、仮庵と秋の例祭が続く。これにあわせて海外旅行に出かけるイスラエル人は、今年は1 […]
最新 イスラエル情勢まとめ 2012.9.8
1.シリアとの関連 シリア内戦は、ダマスカス、アレッポ(日本で言えば東京都と大阪といった二大都市)で激しさを増しており、停戦のきざしは見えていない。これまでに死者は21000人。8月だけで5000人が死亡している。 政府 […]
大国支配に対立:テヘラン・サミット 2012.8.26
26日から、イランの首都テヘランで、非同盟国会議(NAM:Non-Aligned Movement)のサミットが開催される。 <大国支配に対立する勢力:非同盟国会議> 非同盟国会議(以後NAMと略す)とは、東西冷戦時代か […]
シリア:24日だけで、330人死亡(1日の死亡者数最大を記録) 2012.8.26
シリアで24日、1日の死亡者数としては最大となる330人を記録した。うち200人は、ダマスカス郊外で発見された遺体群の数。シリア政府軍が、激しい空爆の後、戦車と地上軍を投入し、反政府勢力とみられる市民を至近距離で殺害する […]