西岸地区90号線上スクールバス含む車列に銃撃:3人負傷 2024.3.28

銃撃された車両と救援隊 Al-Auja, March 28, 2024. (Rescuers Without Borders)

90号線でテロ:イスラエル人3人負傷

シンベトが西岸地区にイランの武器は入らないように、日夜働いているのだが、西岸地区では、またテロ事件が発生した。

28日朝、西岸地区のメイン道路である90号線にあるパレスチナ人の町、アル・アウジャを通過していたスクールバス2台と車両2台が銃撃を受けた。

スクールバスは、防弾であったため、全員無事だったが、一般車両を運転していた30歳の男性が負傷し、中等度と報告されている。また13歳の少年が、銃撃のガラスの破片にあたったが、軽傷とのこと。

アル・アウジャは、エリコの少し北で、観光バスを含め、イスラエルの公共交通のバスも通るメイン道路である。西岸地区内の危ない地域ではない。

西岸地区でテロを未然に防ぐ努力

西岸地区では、パレスチナ人テロリストとイスラエル軍の衝突が多発しており、ハマスとの戦争が始まって以来だけで、450人のパレスチナ人が死亡している。

このテロの前日も、ジェニンで、テロリスト拘束を試みたイスラエル軍とパレスチナ人の戦闘で、パレスチナ人3人が死亡していた。

こう聞くと、イスラエル軍が、パレスチナ人を殺しているという印象になるかもしれないが、その450人は、ほとんど全員が、イスラエル人を殺すことを頭に置いている人々である。

それを計画実行前に摘発されたか、実際に殺そうとしてやってきて、逆に殺された場合がほとんどである。

しかし、一般的には、イスラエルが、パレスチナ人に対して残虐なことをしているというイメージになっているので、イスラエル人やユダヤ人が、テロの犠牲になっても、世界はどこか、まあしかたがないという印象を持つ時代に入っていると書いている記事があった。

イスラエルやユダヤ人が殺されても無頓着になる傾向。これこそが、ホロコーストへの第一歩になるのである。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。