アメリカのTIME誌がベネット首相を世界で最も影響力ある100人に選出 2021.9.17

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アメリカの有力誌TIMEは、2021年世界で最も影響力のある100人を発表。キャラクター部門では、日本人の大阪なおみ選手、エンジェルスの大谷翔平選手の名が挙げられている。

time.com/collection/100-most-influential-people-2021/

ベネット首相は、世界のリーダーの部門で、その名が挙げられていた。この分野に登場しているのは、バイデン米大統領、ハリス米副大統領、中国の習近平国家首席など。トランプ前大統領もこの中に入っている。

Head of Israel’s right-wing Yamina party Naftali Bennett (L) chats with Mansour Abbas, head of the conservative Islamic Raam party Photo by EMMANUEL DUNAND / AFP)

ベネット首相の推薦人は、アラブ政党ラアム党のマンソール・アッバス党首だった。アッバス氏によると、これまでの右派政党は、アラブ政党と話をする際、カメラをオフにしたものだが、ベネット首相は、「なにごとも暗闇ですることはない」として、アッバス氏と公に会談したという。

2年間も無政府状態であったイスラエルに変革をもたらすために必要だったのは、結局のところ、勇気であったとアッバス氏は書いていた。

time.com/collection/100-most-influential-people-2021/6096021/naftali-bennett/

*TIME
アメリカの週間国際ニュース雑誌。ニューヨークで1923年に創刊。アメリカで11番目に発行部数が多いとされる。発行部数368万部。世界200カ国、2000万人が読んでいるとされる。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。