エルサレムの新市街はプリムで平和にお楽しみムードだが、旧市街では22日金曜、イスラムの礼拝後、神殿の丘でパレスチナ人と警察が衝突した。石投げをするパレスチナ人に対し、イスラエル警察は、催涙弾などで対処した。
22日はヘブロンなど西岸地区各地でも同様の様相。23日、イスラエル国内のナザレでもアラブ人たちがデモを行った。
また23日には、西岸地区のユダヤ人入植者とパレスチナ人が衝突し、イスラエル軍が実弾を使ったため、パレスチナ人3人が負傷。1人は重傷となっている。
<衝突の発端>
デモの訴えは、イスラエルの刑務所にいるハンガースト中のパレスチナ人の解放である。ハンガースト中のパレスチナ人2人は昨日、病院に搬入されている。なお、これらのパレスチナ人は、テロ行為で刑務所にいるのだが、パレスチナ人の概念ではそれはテロではなく、民族解放運動なので、刑務所に入るのはおかしいというわけである。
<兵士を覚える祈り>
西岸地区にいるイスラエルの若い兵士たちを覚えてほしい。彼らは志願ではなく徴兵された普通の若者である。近距離で憎しみにみちたパレスチナ人の顔を見、石を投げられる。こうした拒絶の経験から、自殺する兵士もいる。身の危険だけでなく、心理的な打撃は予想以上である。