欧米諸国でオミクロン株感染急拡大、ウクライナで米露関係悪化、米中関係悪化、イランとの交渉も頓挫と、世界を揺るがす状況が続く中、今日、2022年が幕を開けた。
それでも、イスラエルは、統計的な視点では、概ね祝福も大きな年であった。新政権が発足して予算が定まり、各省庁がそれぞれのリーダーの元で本来の働きができるようにもなっている。
人口は2021年末の時点(中央統計局)で944.9万人。総数だけでみると、前年の同時期の929万人から16万人(1.7%)増えた。増えたのは、新生児による自然増が83%で、移民による増加が17%であった。
総人口の内訳は、ユダヤ人が698万人(74%)、アラブ人が199万人(21%)、それ以外が47万2000人(5%)。新生児は18万4000人(昨年は17万6000人)で、このうち、ユダヤ人は74%、アラブ人は23%であった。
www.timesofisrael.com/israel-approaches-9-5-million-residents-on-eve-of-2022/
イスラエルは若い国で、年齢別のグラフはピラミッド型である。0-14歳の割合は、27%(3人に1人)程度。日本はちょうど逆で、65歳以上が29%(3人に1人)となっている。