日本でもお馴染みの7イレブンがイスラエルの企業と契約。この3年の間に、イスラエル全国に数百ヶ所、出店することとなった。これにより、セブンイレブンージャパンも2022年からイスラエルに参入すると発表した。24/7が売りのコンビニだが、安息日は店は閉めるとのこと。
イスラエルで7イレブンとの契約を結んだのは、エレクトラ・コンシューマー・プロダクトという企業。エクストラは、7イレブンに6000万シェケル(約20億円)を投資して、2024年までに全国に店を立ち上げる。まずは2022年までにテルアビブから着手する。
契約は20年で、50年まで延長可能。エレクトラは、売り上げの一部を7イレブンに支払うという。
なお、セブン・イレブンは、現在18カ国に7万7000店舗ある。このうち2万1208店舗は日本である。
イスラエルの店舗の風景が変わるのではとも言われているが、日本人にとっては、馴染みの感じかもしれない。なお、イスラエルには、ダイソーも数店舗ある。10シェケルショップなので一品300円以上だが・・・。
www.timesofisrael.com/7-eleven-to-open-hundreds-of-stores-in-israel-but-theyll-be-closed-on-shabbat/
www.nikkei.com/article/DGXZQOUC127EU0S1A011C2000000/
<イスラエルに参入する日系企業>
最近、日系企業の多くはイスラエルに注目している。スタートアップの国として、技術や発明だけでなく、その心意気やビジネス力、システムを学ぼうとしているのである。
12日、富士通は、インドとイスラエルに拠点を新設すると発表した。AIやセキュリティ部門で優秀な人材を集めるのが狙いだという。イスラエルでは、現地大学と協力して10人から20人の研究員を獲得している。
www.nikkei.com/article/DGXZQOUC124FW0S1A011C2000000/
また企業では、パスワードの廃止に向け、顔認証などの技術開発がすすんでいるが、イスラエルのサイバーアークは、その先端を行く企業であり、日本で説明会を開催している。
www.nikkei.com/article/DGXZQOUC110Y60R11C21A0000000/
丸紅は、イスラエルの半導体開発スタートアップのニューロブレードに、台湾の企業とともに投資を決めた。
デジタル技術については、残念ながら、日本は遅れをとっているので、企業はイスラエルにその技術力を求めているという状況にある。