和平交渉:前進なし 2014.4.19

17日、パレスチナ人が囚人釈放を訴えて、西岸地区、ガザ地区でデモを行ったが、18日はユダヤ人たち数百人が、14日に発生した警察官殺害テロ現場付近に集まり、デモを行った。

デモの目的は14日、国民がセデルを祝っている背後で、休暇を返上し、夜を徹してテロリストの捜索にあたったイスラエル軍への感謝を現すこと。

また政府に対し、「これ以上囚人を釈放しないでほしい。逆にテロの一つ一つに対して、イスラエルは西岸地区に家屋を建設すべきだ。それがこちらからの報復だ。」と訴えた。

イスラエルとパレスチナの代表団は、木曜、金曜と交渉を行ったが、なんの結果も出せないままに終わった。イスラエル政府は今日から安息日。過ぎ越があけるのは22日夜となる。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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