南北国境:続報 2018.7.20

<クネイトラの反政府勢力がシリア軍へ投降>

シリア南西部で反政府勢力が、ロシアの仲介で、武装解除に応じたが、19日、イスラエルと国境を接するクネイトラにいる反政府勢力も重火器の武装解除に応じた。

www.timesofisrael.com/syria-rebels-agree-to-surrender-zone-bordering-golan-monitor/

この地域には、イスラエルが支援しているシリア難民キャンプがある。Times of Israelによると、反政府勢力がシリアとロシア軍に投降する直前、イスラエルは食料72トン、燃料9000リットル、医薬品、衣料品とおもちゃを搬入したという。

www.timesofisrael.com/idf-delivers-aid-to-displaced-syrians-as-rebels-surrender-to-assad/

<ガザからロケット弾・イスラエル軍空爆>

もう毎度のことになってしまい、ニュースにも上がらなくなっているほどだが、ガザ地区周辺都市では、今日も昨日も警報が鳴り、ガザからのロケット弾が着弾した。幸い、道路など空き地に着弾しているので人的被害はでていない。

イスラエル軍はこれに対しガザ内部2箇所へ空爆を行った。この攻撃で、1人が死亡したと伝えられている。

www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Four-injured-in-IDF-strike-on-Gaza-Strip-562943

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。