先週、神殿の丘衝突問題以来、ガザからのロケット弾が複数着弾している。こうした中、24日夜遅く、北のレバノンからもロケット弾が19発発射された。
3発はレバノン領内に着弾。10発は迎撃ミサイルが撃墜。6発が、キブツ・マツバ近くの空き地に着弾した。空き地であったため、サイレンはならず、被害もなかった。しかし、イスラエル軍は、発射地周辺への反撃をきっちり行なっている。
レバノンにいるパレスチナ組織によるものと伝えられているが、南レバノンはヒズボラの支配地なので、ヒズボラの許可なしに攻撃したとは考えられず、ヒズボラの関与も示唆されている。
ヒズボラは、イラン傘下のテロ組織で、イスラエルに向けているミサイルは15万発とも言われている。