レバノンからもロケット弾着弾でイスラエル反撃 2022.4.25

レバノン南部へ砲撃するイスラエル軍 IDF

先週、神殿の丘衝突問題以来、ガザからのロケット弾が複数着弾している。こうした中、24日夜遅く、北のレバノンからもロケット弾が19発発射された。

3発はレバノン領内に着弾。10発は迎撃ミサイルが撃墜。6発が、キブツ・マツバ近くの空き地に着弾した。空き地であったため、サイレンはならず、被害もなかった。しかし、イスラエル軍は、発射地周辺への反撃をきっちり行なっている。

レバノンにいるパレスチナ組織によるものと伝えられているが、南レバノンはヒズボラの支配地なので、ヒズボラの許可なしに攻撃したとは考えられず、ヒズボラの関与も示唆されている。

www.timesofisrael.com/explosion-heard-near-northern-border-amid-reports-of-rocket-fired-from-lebanon/

ヒズボラは、イラン傘下のテロ組織で、イスラエルに向けているミサイルは15万発とも言われている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。