ヒズボラのミサイル攻撃でイスラエル市民2人死亡 2024.1.15

北部情勢が緊迫している中、14日未明、レバノンからイスラエル領内に武装兵3人が侵入を試み、イスラエル軍が射殺。この時の銃撃戦で、イスラエル兵5人が負傷した。

現場は、マウンド・ドブという、イスラエルとレバノン双方が領有を主張するややこしい地域であるため、住宅地ではない。

www.timesofisrael.com/troops-kill-four-man-terror-cell-infiltrating-from-lebanon-idf/

その数時間後、イスラエル北部の町、クファル・ユバルにむかって、レバノンから発射された対戦車ミサイルが、イスラエル人家屋に着弾。バラク・アヤロンさん(45)とその母親のミリさん(76)が死亡した。

北部国境からは、約8万人が避難しているが、中には、自宅にとどまることを決めた人もいるということである。

ヒズボラは、この攻撃を認めた。ヒズボラの攻撃で死亡するイスラエル市民は、これで6人となった。

www.timesofisrael.com/elderly-woman-and-her-son-killed-at-home-in-hezbollah-anti-tank-missile-attack/

イスラエルがレバノンへ報復の攻撃を仕返したようだが詳細は不明。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。