エジプトで初のCOVID-19感染者:ばった大量発生のアフリカ大陸への感染拡大懸念 2020.2.15

スクリーンショット BBC

14日、エジプトの健康省は、エジプト国内で初のコロナウイルス陽性者が出たため、隔離したと発表した。感染者は、”外国人”とだけ伝え荒れている。

中東では、アラブ首長国連邦に続いて2国目、アフリカ大陸で初となる。WHOは、医療体制が十分でないアフリカに感染が広がると手に負えないパンデミックになると警鐘を鳴らしている。

www.timesofisrael.com/egypt-reports-first-case-of-coronavirus-as-global-death-toll-nears-1400/

そのアフリカだが、BBCによると、バッタの大量発生で、洪水のようにやってきて、畑の食物等を食い荒らして危機的な状況になりつつある。この被害にあっているのは、エジプト南部、西アフリカのエチオピア、ソマリア、ケニヤ、タンザニア、ウガンダなど広範囲の国々である。

これらに食物が食い荒らされているため、緊急に対処しなければ、厳しい食糧難になると国連は警鐘を鳴らしている。この地域へ、新型肺炎が広がり始めたら、大変なことになるだろう。

武漢という大都市ががらんとしている様子、防護服に身をかためた検疫官たちが動き回る様子、アフリカで畑を食い荒らすバッタの大群、地震に異常気象、そして戦争のうわさと戦争。。。もしかしたら、どの時代もそうであったかもしれないが、今の私たちに、地球が、終末はあるという聖書のことばの真実性を証明してくれているようではないだろうか。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。