シリアでの殺戮は相変わらず続いている。反政府勢力が、イスラエルとの国境付近にあった政府本部を爆破したとの報告がある。イギリス系の情報筋によると、アサド大統領の母親がアラブ首長国連邦へ、妹がドバイへ逃亡したもよう。
1月に入ってから、シリアからヨルダン、レバノンへの難民が急増、12月の倍となっている。すでに70万人(22万レバノン、15.6万人ヨルダン、7.6万人イラク)を超える勢いである。
難民の多くは子供たちを女性たちが導いて逃げてきているという。難民の生活状況は悲惨で、国連人権保護団体によると人間が住む限界を超えているもよう。