ウクライナでは、25日、大統領選挙が行われた。結果、親欧米派のポロシェンコ氏が大統領に選出された。
ポロシェンコ大統領は、今回の危機を集結させるため、ロシア首脳と話し合いたいと申し出たところ、ロシアのラブロフ外相は、親欧米派が親ロシア派への攻撃をやめるならばとの条件を出した。
ところが、この後26日、ドネツクの空港を制圧していた親ロシア派をウクライナ軍が空爆し、空港を奪回するに至った。空港での衝突で少なくとも30人が死亡したもようである。現在、戦闘は収まっているが、親欧米派政府は、「テロとの戦いはやめない。」と言っている。
ウクライナ周辺には4万のロシア軍が配備されている。プーチン大統領は、ロシアがウクライナに攻め込む事はないと言っているが、今後のロシアの動きが注目されている。