29日にネタニヤフ首相の復帰すると、すぐにバイデン大統領が祝電をかけ、「長年友であったネタニヤフ氏と共に、地域の平和を前進させるために働くことを楽しみにしている。」と述べた。
この時、バイデン大統領は、「二国家二民族(国をイスラエルとパレスチナに分ける案)」を支持していると強調したが、新政権の閣僚のうち、この案を支持している人は、一人もいないとTimes of Israelは述べている。
また、ネタニヤフ首相は、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領からも祝電を受け取った。
プーチン大統領は、ロシアとイスラエルが、中東の平和のために維持している協力関係を強調。そのために長年働いてきたネタニヤフ首相に感謝すると述べた。
ゼレンスキー大統領は、ユダヤ人である。ネタニヤフ首相に対し、絆の強化と、共通の課題、悪に対する勝利を達成するため協力する準備があると述べた。ウクライナは、イスラエルにもっと軍事的な支援を要請しているのだが、これまでのところ、イスラエルがその動きに出る様子はない。
この3人からのさっそくの祝電は、イスラエルが、戦争をするロシアとウクライナ、アメリカの、まさに間に立っていることを表している。
ネタニヤフ首相は、特にバイデン大統領とプーチン大統領とは長年の付き合いである。ゼレンスキー大統領はユダヤ人であるので、普通以上の話もできるだろう。
これまでもネタニヤフ首相がほのめかしてきたように、もしかして、ネタニヤフ首相が、ロシアとウクライナんの仲介を目指すのではとの憶測もあるところである。
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