神戸とユダヤ人の歴史:毎日放送より 2021.9.18

神戸のラビ・ビシェツキーさん スクリーンショット

毎日放送のよんチャンTVが、14日、神戸に関係するユダヤ人の話題を取り上げて、テレビで放送した。

番組は9分弱。まずは、現在、神戸のシナゴーグでラビとして働くラビ・ビシェツキーさん(36)が、その親族が旧ソ連で受けた恐ろしい虐殺について語っている。

またナチス時代の迫害をぎりぎりのとことで逃れ、リトアニアで杉原千畝外交官による日本への通過ビザでヨーロッパを脱出し、敦賀を経由して、神戸で過ごしたバール・ショーさん(当時13歳)、また、その当時神戸にいて、ユダヤ人の子供達を覚えているという栗飯原三保子さん(87)が、それぞれの経験を語っている。

世界史からみても、非常に貴重な歴史の1ページだが、神戸では意外にあまり知られていない話題である。

テレビでとりあげられ、今後、注目されることを期待したい。毎日放送からは、以下のサイトの拡散は歓迎と聞いている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。