欧米で再び感染拡大:ヨーロッパ夜間ロックダウンも 2020.10.26

からっぽのパリ スクリーンショット (記事内BBC映像)

世界のコロナ感染は、総じてはまだ増加傾向が続く。これまでの感染者は、4335万人、死者は。116万人に近づいている。日本も含め、減少傾向にある国もあるが、アメリカとヨーロッパ、ロシアやウクライナなど周辺諸国では、増加が続く。

アメリカでは、24日、1日の感染者が8万人を超えた。報道によると、ペンス副大統領の側近ら数人が陽性であったが、副大統領はそのまま執務を続けているとのこと。

www.nytimes.com/2020/10/25/us/politics/pence-trump-coronavirus.html?action=click&module=Top%20Stories&pgtype=Homepage

ヨーロッパでは、スペインが、25日、1日の感染者が2万人と超えたことから、緊急事態を宣言。夜11時から朝6時までのロックダウンを開始した。

イタリアでも1日の感染者が2万近くになっていることから、映画館やスポーツジムなどが閉鎖となり、レストラン、カフェなどの接客業は、午後6時までとなった。中学校以上は、オンラインになる。その他の国は以下の通り。(BBCより)

①フランス:24時間で5万人以上の新規感染、②イギリス:24時間で約2万人。死者が24時間で151人、③オランダ:24時間で1万人越えでレストランなど閉鎖 ④チェコでは、1日1万5000人ですでにロックダウン中

しかし、人口10万人単位でみると、一番多いのは、フランス、スペイン、イギリス、イタリア、ドイツ、となっている。

www.bbc.com/japanese/54687473

東ヨーロッパでは、④ポーランドで24日、ドゥダ大統領が感染したと発表。⑤ロシアは、24時間で1万6000人以上、ウクライナは、24時間で7000人以上。

<NHKスペシャル:世界は私たちを忘れた〜追い詰められるシリア難民〜>

先日放送されたNHKスペシャルでは、シリアから難民となってレバノンに逃れた難民たちの様子が特集されていた。この人々は、今も厳しいテント生活を強いられており、極度の貧しさの中で、コロナの影響も受けている。

罹患して、重症になっても、そのままテントにいなければならない。レバノン人からは、激しい差別を受けている。そのシリア難民たちに、先月のベイルート大爆発という災難が降りかかった。多くのシリア難民が家族を失ったという。

なぜこの人々はここまでの苦難を経験しなければならないのだろうか。1日働いて数百円しかもらえない小学生ぐらいの子供達が、畑での仕事に行って、病気の家族を養っている。

女性たちや女の子たちは、父がいないか、いても、家庭内暴力の末、売春に走るしかみちがない。男性たちは、臓器を売るしか収入の手立てがないという。マスクをしながら座り込んでいるシリア難民の子供達が印象的でった。

先日、日本では、ケーキを出されても、食べたくない場合は、食べない子や、カステラ部分は残す子もいるといった話を聞いた。なんというこの格差だろうか。日本は、たまたま守られているだけだということを知らなければならないと思った。

www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/226XZGGM8P/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。