北部キリアットシモナ方面ヒズボラのロケット弾30発:ドルーズ族男性(25)死亡 2024.3.28

キリアットシモナへヒズボラのロケット弾30発

in Kiryat Shmona, northern Israel, March 27, 2024. (AP Photo/Ariel Schalit)

ヒズボラとの応酬が連日続くだけでなく、徐々にエスカレートする中、27日朝、北部国境に近いエリアへのロケット弾攻撃が続いて、サイレンが鳴り続けた。

この中で、キリアットシモナには、30発近いロケット弾が撃ち込まれていた。おおむね迎撃したり、空き地に着弾したが、少なくとも3発が、町の中に着弾。1発はビルに直撃してビルは崩壊した。(写真)

瓦礫の中から男性が2人、救出されたが、1人はすでに死亡していた。イスラエル人でドルーズ族のザハラ・バシェルさん(25)であった。

www.ynetnews.com/article/sywqc00bya

その前にイスラエルがレバノン内攻撃でヒズボラ7人死亡

ヒズボラは、この攻撃は、イスラエル軍が国境から5キロの町ハバリエのヒズボラ拠点を攻撃し、戦闘員7人が死亡(ヒズボラは5人と報告)したことへの復讐だと声明を出した。イスラエル軍によると、

この時に攻撃対象になったグループは、ヒズボラとハマスとも連携しており、過去にイスラエルへの攻撃を実施したグループで、今もイスラエルへの侵攻を計画していたグループだったとのこと。

キリアットシモナで、バシェルさんが死亡した夜に、レバノンのテイルハルファが、(イスラエルの)攻撃を受け、5人が死亡した。また海岸沿いの街ナコウラでも攻撃があり、かけつけていた救急隊員2人を含む4人が死亡した。

www.timesofisrael.com/man-killed-in-hezbollah-barrage-on-kiryat-shmona-after-deadly-israeli-strike-in-lebanon/

石のひとりごと

イスラエル国内におけるミサイル警報は、この数日、かなり増えているように思う。この状況で日々、恐れながらも北部国境に近いエリアで生活している人は、どんな気持ちなのだろうか。

希望は全く見えず、今後、イスラエル軍がラファへ突入していけば、ヒズボラはもっと攻撃してくるかもしれない。本当にそうなれば、北部に限らず、イスラエル全土が標的になると思われるのではあるが。。

また覚えなければならないことは、北部はガザよりももっと侵入が容易いということである。レバノンの方が土地が高いからである。最近は、レバノンからのドローンに加え、テロリスト侵入の警報もある。北部国境も覚えてとりなしを!

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。