入り口の消毒トンネル 2020.6.3

Bar-Ilan University researchers Dr. Eran Avraham (front) and Dr. Izaak Cohen (back) walk through a disinfection tunnel at Bloomfield Stadium (Credit: Yoni Reif)

イスラエルのスタートアップ社RD Packは、バル・イラン大学で開発された技術を使って、スポーツ会場への入り口で、入場する人を消毒する消毒トンネルを開発。テルアビブのサッカー・スタジアムに実験用を設置した。このスタジアムでは、無観客でのサッカーの試合がまもなく再開されることになっている。

このトンネルを通過すると、全身に次亜塩素酸が噴霧され、人をまるごと消毒する仕組みである。今後1ヶ月設置し、200人の消毒を行うことになっている。

効果が実証されれば、群衆が利用するスタジアムだけでなく、空港や学校などあらゆるところでも利用できると開発者のエラン・ドラッカー氏は語っている。

www.timesofisrael.com/israeli-disinfectant-tunnel-may-lead-way-to-safer-public-events-during-pandemic/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。