パレスチナ自治政府 国連へ 2012.11.9

昨年、国連の加盟国に加えられるよう申請し、話題となったパレスチナ自治政府。パレスチナを「PLOとしての団体オブザーバー」の立場から「国家としてのオブザーバー」へのアップグレードを要請する方向で、申請趣意書のようなものを国連加盟国193カ国に配布した。

しかしながら、肝心の国連事務総長への申請書は提出しておらず、正式な申請をするかどうかはまだ未定だという。
*正式には申請書は国連事務総長が受理した後、事務総長が総会に議題を提示し、採択がとられることになる。

アメリカは、こうした申請をイスラエル総選挙の直前にしないよう、アッバス議長に要請していた。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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