イスラエル船籍貨物船で爆発:オマーン湾 2021.2.27

イランとオマーンに挟まれ、ホルムズ海峡に近いオマーン湾で、25日、イスラエル船籍の貨物船(旗じるしはバハマ)で、爆発が発生した。被害はさほど大きくはなかったが、急遽ドバイの港に向かったとのこと。乗組員28人に被害はない。

船は、ヨーロッパから車両を、ペルシャ湾沿岸の国々に配送し、ホルムズ海峡から出て、シンガポールに向かうところだった。爆発が発生したのは、2019年に、イランが複数の軍事行動海域でもり、近くにはバーレーンに駐留するアメリカ海軍もいる。

今の所、海に設置された機雷に当たったとみられているが、昨日、アメリカが、シリアの親イラン武装組織を攻撃した直後であるだけに、イランが背景にいる可能性は否定できない。今後の調査でさらに明らかになってくるものと思われる。

www.timesofisrael.com/explosion-hits-israeli-owned-cargo-ship-in-gulf-of-oman-no-injuries/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。