世界中でポケモンGOが論議をかもしているが、イスラエルにも上陸している。イスラエルでは、まだ10代の新米兵士らが、軍基地内部で、ゲームをして写真をとり、ソーシャルメディアにアップしている。
本物の軍服と銃をもった兵士が「ぴかちゅう!」と叫んで走っている姿は、なんとも複雑な感じである。
軍基地内でのゲームでは、あやまって極秘情報がもれる可能性もあるため、先週木曜、イスラエル軍は、軍敷地内ではポケモンGOをしないよう、お達しを出した。
基地内部や大統領官邸内部でのポケモンGO写真:http://www.haaretz.com/israel-news/1.730607
イスラエルのポケモンGOフェイスブック:https://www.facebook.com/groups/117568555299639/
<以外に寛大?ユダヤ人社会>
これまでに、ワシントンDCと、ポーランドのアウシュビッツ記念館が、ゲームにふさわしい場所ではないとして、ポケモンの主催者に敷地内をゲームから外すよう、要請を出しているという。
その他、虐殺されたユダヤ人の墓地の上でモンスターを捜すなどして問題になっている。
しかし、イスラエルでは、今の所、エルサレムのヤド・バシェムからそういった苦情が出たというニュースはない。また、アルーツ7によると、ロシアではハバッド派のシナゴーグが、敷地内でのゲームを受け入れるどころか、賞品まで出しているという。
www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/215466
アメリカ、ニューハンプシャーでは、ポケモンGOをしていた人が、ホロコーストメモリアルの近くで、遺体を発見するなどしているが、上記シナゴーグでは、「何かよいこともあるだろう」という考えだとか。