ゴラン高原:一瞬の緊張 2016.7.26

ゴラン高原では、先週日曜、シリアから国境を越えて不審な飛来物があった。ゴラン高原各地ではサイレンが鳴り、迎撃ミサイルが2発発射され戦闘機からもミサイルが発射されたが、破壊することができず、物体はそのままシリアへ帰って行った、

後に、ヒズボラが、物体は、ヒズボラのドローンであったと主張している。

www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Rocket-alert-sirens-sounded-in-Golan-Heights-460643

その2日後、ゴラン高原のイスラエルからも見渡せる久クネイトラ付近で爆撃が目撃され、一時イスラエル軍によるものと報じられたが、後にシリア(アサド政権)が、これを否定した。

www.presstv.ir/Detail/2016/07/20/476083/Syria-fighter-jets-Israel-Golan-Heights

続いて、今日25日夜にも迫撃砲の流れ弾が、イスラエル側ゴラン高原の空き地に着弾。被害はなかったが、イスラエル空軍が、シリア政権関係の施設を攻撃した。たとえ流れ弾であっても、被害がなかったとしても、イスラエル領地へ被害が及ぶことは赦さないというメッセージである。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/215513

北部情勢は、いつ戦争になってもおかしくなく、かつ、いったん戦争になれば、イスラエルにミサイルの雨が降るような大惨事になると予想されているのだが、こうした、小さいやりとりが、すっと続いている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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