西岸地区、ガザ地区では、11日も、各地でパレスチナ人と治安部隊が激しく衝突している。死者はなかったが、パレスチナの赤新月社(救急隊)によると、11日だけで332人が負傷した。
しかし、この数字。イスラエル治安部隊の報告であれば、実弾で51人、ゴム銃で71人、火傷で6人、ガザ地区では計32人、全体で、160人ということになる。
ハマスは、こうした数字を出して「イスラエルがパレスチナ人を虐殺しに来る」と言っている。また昨日イスラエル軍は、ハマスの武器庫を空爆したと行っているが、ハマスは、「イスラエルは市民の家を空爆し、母と子が死んだ」と言っている。
<双方の挑発と扇動>
パレスチナ人への挑発と扇動が伝えられている。以下はナイフをふりかざして、「ユダヤ人を刺せ」と叫んで、テロを扇動するガザの説教者。
www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/201709#.Vhrbd6UWnA-
各地でのデモや暴動への参加を誘ったり、計画の詳細や連絡はソーシャルメディアを通じて行われている。「ナイフに毒の油をそそげ」などと扇動する投稿がある。
一方で、ユダヤ人の方でも、キリアット・アルバの入植者が、射殺されたテロリストの遺体の上に豚の肉片をおいたと伝えられている。豚はユダヤ教徒・イスラム教徒双方にとって不浄な肉とされている。
www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/201692#.Vhrk9aUWnA8