イスラエルでは21日日没から、戦没者記念日、独立記念日と続く。両日とも休日となり、学校も企業もほとんどが休みとなる。戦没者記念日には家族で墓へ行き、亡くなった人に思いを馳せる。
その夜から始まる独立記念日は、夜はパーティで大騒ぎ。日中は、家族でバーベキューをするというのがイスラエル人の定番である。
今年、戦没者(テロ被害者も含む)として数えられた人は、23320人。昨年から116人増えた。このうち67人は昨年のガザとの戦争で死亡した人々。これまでの戦争で負傷していた兵士たちで今年死亡した人は35人。。
これとは別に、ユダヤ機関は、先月、フランスで発生したテロの犠牲者たちを思う特別な追悼イベントも行われることになっている。
道を走っている車の多くがイスラエルの旗をひらめかせながら走り始めている。公共の建物や病院などは、イスラエルの国旗をずらっと並べている。21日には戦没者を覚えるということで、ろうそくに見立てた小さな火のようなものも玄関などにかかげている。
テルアビブでは、独立記念日に、ビーチ上空でイスラエル空軍が飛行を披露するのが恒例である。これに備えてテルアビブでは今日、海開きとなった。(気温16-29度で泳ぐにはちょっと寒い)
なお、空軍機はエルサレムや各地の都市上空にも飛来することになっている。