先日、ジュネーブで国際社会が「移行政府組織」を設立し、アサド政権に政権を返上させる案が採択されたが、シリアの反政府側が、「これではあいまいすぎて、アサド大統領が入り込む要素も含んでいる」と拒否する姿勢を示した。アメリカのクリントン国務長官は、「これがうまくいく補償はない」と悲観的な見通しを語った。
トルコは、シリアとの国境に軍備を配備中。今日、シリアのヘリコプターが近づいたとしてトルコの戦闘機数機がスクランブル発進したが、ヘリコプターはまもなくシリア領内に戻り衝突にはならなかった。
シリアでの殺戮はおさまることなく、今日も続いている。