ニューヨークに先立ち、ネタニヤフ首相は、まずカリフォルニアのフリーモントに降り立ち、テスラ・モーターの工場で、世界の億万長者、イーロン・マスク氏と会談した。ネタニヤフ夫妻が、まだ販売されていない最新のサイバートラックに、マスク氏と試乗する様子などが伝えられている。
イスラエルはAI技術でもトップクラス。AI技術を駆使してさまざまな開発をすすめるマスク氏に対し、ネタニヤフ首相はAI技術は「祝福であり呪いだ」と語った。以前の産業革命と違い、今のAI革命への適応には数年しかない。危険をもたらさないためにも、倫理と行動規範で合意する必要があると語った。
マスク氏は、元ツイッターであるXのCEOである。マスク氏は、アメリカで反ユダヤ主義を監視する団体ADLが、時に証拠もないままに、アメリカでの広告の60%近くを削除させていると批判。Xでの発言は多様であるべきだと述べ、物議をかもしていたのであった。
ネタニヤフ首相の訪問は、この点について、バランスを求める目的があったとみられている。
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