イスラエルは、季節ごとに大陸から大陸へと移動する野鳥の通路に位置しており、毎年、何百種類もの野鳥がやってきて、休息していく。
今年は、コロナ危機で、人間が一気にいなくなったエルサレムに、アフリカからヨルダン北部へ向かうアマツバメがやってきて、嘆きの壁で自由に飛び回っている。
あまつばめは、3歳ぐらいで成鳥となり、つがいをみつけて20歳ぐらいで死去するまで、ずっと夫婦であり続けるという。Times of Israelによると、嘆きの壁にはつがいが90組、神殿の丘には数百組、市内にも数千組いるとみられる。
www.timesofisrael.com/migratory-swifts-put-on-aerial-show-at-western-wall-emptied-of-people/
このツバメは、ヘロデ大王に時代にもエルサレムにきていたとのこと。神殿に祈りに来たイエスと弟子たちの上もアマツバメたちが、飛び回っていたかもしれない。
なお、イスラエルでの過去24時間の新たな感染者は16人(現時点の感染者4186人)、死者は2人(計260人)。