2022年元旦:イスラエル人口16万人増で945万人 2022.1.1

欧米諸国でオミクロン株感染急拡大、ウクライナで米露関係悪化、米中関係悪化、イランとの交渉も頓挫と、世界を揺るがす状況が続く中、今日、2022年が幕を開けた。

それでも、イスラエルは、統計的な視点では、概ね祝福も大きな年であった。新政権が発足して予算が定まり、各省庁がそれぞれのリーダーの元で本来の働きができるようにもなっている。

人口は2021年末の時点(中央統計局)で944.9万人。総数だけでみると、前年の同時期の929万人から16万人(1.7%)増えた。増えたのは、新生児による自然増が83%で、移民による増加が17%であった。

総人口の内訳は、ユダヤ人が698万人(74%)、アラブ人が199万人(21%)、それ以外が47万2000人(5%)。新生児は18万4000人(昨年は17万6000人)で、このうち、ユダヤ人は74%、アラブ人は23%であった。

www.timesofisrael.com/israel-approaches-9-5-million-residents-on-eve-of-2022/

イスラエルは若い国で、年齢別のグラフはピラミッド型である。0-14歳の割合は、27%(3人に1人)程度。日本はちょうど逆で、65歳以上が29%(3人に1人)となっている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。