世界中で、反ユダヤ主義が悪化している昨今だが、多くの福音派クリスチャンたちは、イスラエルを支持する立場を隠さない。イスラエル政府もこれを認識するようになっており、特にクリスチャンのメディアに、イスラエルの立場を理解し、報道してもらおうとする動きがある。
イスラエルのプレスオフィス(GPO)は、11月11日(ポーランドで「ユダヤ人に死を」が叫ばれていた時)、今年5回目となるクリスチャン・メディア・サミットを開催した。昨年と同様、オンラインでの開催であったが、世界中のクリスチャンメディアから150社以上が参加した。
サミットでは、ベネット首相、ラピード外相、ヘルツォグ大統領と、福音派の支持が強かったネタニヤフ首相からの挨拶もあった。また、特に今年は特に、「アブラハム合意」に焦点が当てられ、イスラエルと湾岸アラブ諸国の一致に関する情報が多く提供されていた。
ベネット首相は、イスラエルは中東で唯一クリスチャンが安心して生活でき、成長できる国だと語った。また、今はこれまで以上に、イスラエルとクリスチャンが一致する時代に入ったとし、私たちは兄弟姉妹。この光が消えないようにしようと呼びかけた。