先週火曜11日、ロッドで、車を運転していたイーガル・イェホシュアさん(56)が、アラブ人暴徒らの中に迷い込み、激しい投石の中で、頭を負傷した。イーガルさんは、病院で治療を受けていたが18日、死亡した。
イーガルさんは、電気技師で、アラブ人の家でもユダヤ人の家でも出かけていっていたとのこと。イーガルさんの妻は、夫は共存の典型のような人物だったと語り、その人柄を思ってか、夫の体を臓器移植に提供したという。リブリン大統領はじめ、ネタニヤフ首相も家族に追悼のメッセージを送った。
葬儀には、ロッドのレビボ市長と数百人が集まり、皆が「共存を信じた人だったのに」と悲しんでいた。
www.timesofisrael.com/you-believed-in-coexistence-lod-jewish-man-killed-by-arab-mob-laid-to-rest/
アラブ人暴徒に襲われるユダヤ人、ユダヤ人暴徒に襲われるアラブ人が各地で相次いでいたが、15日以降、警察が暴徒らの逮捕を本格的に開始してからは、その数は減ってきているという。
ワラ・ニュース(イスラエルのメディア)によると、これまでにユダヤ人の家112軒が放火され、386軒が暴動の中で強奪にあった。
www.timesofisrael.com/israeli-seriously-hurt-in-lod-violence-dies-of-wounds/
一方、ヤッフォでは、12歳のアラブ人少年が、自宅に火炎瓶を投げ入れられた際に大火傷の重症となった。これについては、アラブ人暴徒が誤って、アラブ人家庭に火炎瓶を投げ入れていたことが、後の捜査で明らかになり、アラブ人2人が逮捕された。