金曜、マリの高級ホテルで発生したテロで20人が死亡した事件。その中にイスラエル人1人が含まれていたことがわかった。
犠牲となったのは、エルサレム郊外在住のサミュエル・ベナラルさん(58)。イスラエルはマリとは国交がないのだが、ベナラルさんは、ベテランの教育者としてマリで教育の相談役になっていたもよう。
事件当時、ベナラルさんの他に、イスラエル人はもう一人いたが、この人はマリの治安部隊に救出されて無事だった。
なお、このテロは、ISISではなく、アルカイダ系過激派グループによるものと伝えられている。マリでは、今も国家非常事態宣言が出されて、警戒態勢が続けられている。