イスラエルでは、1932年から、4年ごとに、世界に離散しているユダヤ人が、それぞれの国から代表選手を送って、競技するユダヤ人だけの世界オリンピック大会を開催している。この大会は、ユダヤ人の英雄一家を記念してマカビー大会と呼ばれている。
今年は、21回目のマカビー大会で、7月12日から26日までで開催されている。今年集まった選手たちは、60カ国から2万人。エルサレムのテディスタジアムで行われた開会式では、世界オリンピックと同様、それぞれの旗をかかげての選手入場が行われている。
世界中に離散しているユダヤ人だからこそ可能なイベントである。イスラエルへの帰還促進が目的でもある。バイデン大統領は、このシオニズムを体現するようなイベントの開会式に出席した。
以下は、マカビー大会のオフィシャルHP。
世界中にいるユダヤ人が、それでも一致して集まる様子に感動をせざるを得ない。こんな民族や国は、他にはないことは明らかである。バイデン大統領もそれを実感したのではないだろうかと、その表情からも思うところである。