ガザ紛争おさまらず 2012.11.11

ガザ地区からの攻撃は現在も続行中。グラッドミサイルがベエルシェバに向けて発射されたが、迎撃ミサイルが撃ち落とした。現時点で計75発がイスラエルに撃ち込まれている。市民の負傷者3人。工場や駐車中の車両に被害が出ている。

パレスチナ側の情報によるとガザ地区での死者は6人。

<天が息子を守ってくれた>

ガザ地区からの砲撃を受けて負傷した体育教師のモシック・レビさんは、「今朝、息子を私と一緒に学校へ連れていかない方がよい気がして連れていかなかった。天が息子を守ってくれた。」と語った。

レビさんは、車の運転をしていたときにロケット弾から飛び出した金属片がフロントガラスに直撃。ガラスが車内に飛び込み、顔面に負傷していた。

ガザ周辺地区では今日は学校は休校。土曜から続いているロケット攻撃で、南部地域ではPTSDを持つ人々の症状が悪化しているという。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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