1)テルアビブのシナゴーグ前で2人死亡
19日午後4時すぎ、テルアビブ市内南部のシナゴーグ前で、ナイフを持ったパレスチナ人が、午後の祈りを終えて出て来たユダヤ教徒の男性を刺した。
負傷した男性がなんとかシナゴーグに逃げ込んで、人々が犯人を閉め出すと、テロリストは、そのまま付近にいた人々を刺し回り、2人が死亡した。
テロリストは、治安部隊に撃たれた後、逮捕された。逮捕されたのは、ヘブロンに近いデュマ出身のパレスチナ人(36)で、イスラエル領内での労働許可をもち、テルアビブのレストランで働いていた。犯罪履歴はなかった。現在、重傷で手当を受けている。
死亡したのは、ホロン在住で犯行現場となったビル内の店舗で働いていたイサヤフ・アアロンさん(32)と、アブラム・ルーベンさん(51)。イサヤフさんは5人の子供の父で、一番小さな子供は4ヶ月前に生まれたばかりだった。
2)グッシュ・エチオンで渋滞中の車列に乱射:アメリカ人ボランティア含む3人死亡
上記テルアビブでのテロの約2時間後、ヘブロン近郊のユダヤ人入植地グッシュ・エチオンの交差点付近で、渋滞している車列にパレスチナ人が銃を乱射した。これにより、ユダヤ人2人とパレスチナ人1人が死亡。
テロリストは駆けつけた治安部隊に撃たれた後、逮捕された。
死亡したのは、アメリカ人のエズラ・シュワルツさん(18)とアロン・シュブット在住のヤアコブ・ドンさん(49)、パレスチナ人のシャディ・アラファさん(40)の3人。
シュワルツさんは、ベイト・シェメシュのイシバでの中期・ユースプログラム(9ヶ月間)に参加し、学びとボランティア活動を行っていた。この日は、仲間たちとともに、イスラエル軍兵士への食料を届けて帰るところだった。
ヤアコブ・ドンさん(49)は教師で4人の子供の父。シャディ・アラファさんは詳細は不明だが、ヘブロン在住だった。
パレスチナ自治政府は、シャディさんは、イスラエルの治安部隊に射殺されたと主張しているが、銃を乱射したパレスチナ人テロリストは、近くにいたイスラエル市民ユバル・ラスリさんに取り押さえられ、そのまま駆け付けた治安部隊に逮捕されている。つまり、治安部隊は現場では発砲していない。
この他にも、昨日、主要高速道路6号線の走行車に向って火炎瓶を投げつけていた未成年のグループが逮捕された。幸い被害は出ていないが、警察は、これは深刻な事故につながる行為と語る。もし、このまま起訴された場合、最高20年の拘束となる。
www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4728428,00.html
<問題はヘブロン!?>
ここしばらく、ヘブロン周辺やヘブロン出身者によるテロが大半となっている。2つのテロ事件の後、ネタニヤフ首相はイスラエル軍や治安部隊指導者らと会議を行い、ヘブロンでの本格的な踏み込み捜査・逮捕作戦を行うことを決めた。
www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/203665#.Vk5l06UWnA8
<石のひとりごと>
今日、5人もの人の命がまたなくなった。血みどろになった道路がなんとも重苦しい。この5人は、朝家を出る時、まさか夜には自分の命がなくなっているとは思わなかっただろう。
わかっているだけでも10人の子供たちが、一瞬にして父を失った。もう一生、父に会えなくなったのである。
テロリストが奪ったのは5人の命だけではない。それぞれの家族、仕事、学び、将来の夢・・。すべてを一瞬にして奪ったのである。では、これほど大きな代価を人に払わせて、犯人は何かを得たのかといえば、まったくなにも得ていない。自分に破滅を招いたぐらいである。
理由はなんであれ、こんな行為に正義はいっさいない。まったくもって、パレスチナ人たちは、いったいいつまでこんな愚かなことを続けるつもりなのだろうか。
今怒りとあやまった正義感で盲目となり、テロをやろうとしているパレスチナ人が、それが大勢のはかりしれない大切なものと、自分自身をも破滅させる愚かな行為であることに気がつくようにと祈るばかりである。
石堂ゆみ様
歴史的・霊的観点から興味をもってヘブロンについて調べましたが、現状は恐怖と憎悪の巣となっているのですね。
「そんなことをアブラハムはしなかった」(ヨハネ8:40)という主イエスの言葉が、重くのしかかってきます。