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ガザ地上戦始まるか
今日はイスラム礼拝日の金曜であり、ユダヤ教では、今日日没から明日、土曜日にかけて安息日に入る。明日は、戦闘が始まってちょうど1週間である。
その今朝13日(金)、イスラエルが、ガザ地区北部に住む110万人のパレスチナ人に対し、24時間以内に、南部へ退避するよう、警告を出した。イスラエル軍の地上軍投入が、始まる可能性が出てきた。
110万人という数字は、ガザ人口220万人のほぼ半分にあたり、エジプトへも避難できない中、ガザの市民たちは、逃げ場がないというのが現状だ。イスラエル軍の攻撃が始まれば、壮絶なことになる。
www.timesofisrael.com/idf-warns-civilians-to-leave-northern-gaza-as-ground-invasion-looms/
イスラエルは今も激しい空爆を続けており、わかっているだけで、ガザ内部のパレスチナ人の死者は、1500人を超え、イスラエル人の死者を上回り始めている。
イランは、イスラエルが空爆をやめないなら、もう一つ戦場ができると脅迫の声明を出した。地上戦が始まれば、戦火が拡大する恐れもある。
日本政府もイスラエルからの日本人出国便を手配
ここ数日、各国が、イスラエルにいる自国民の帰国を支援する動きが出始めている。日本政府も、14日(土)17:00にドバイへと向かう便を手配したとのこと。申し込みは本日15:00までとなっている。
海外ユダヤ人コミュニティにも警告
このタイミングで、ハマスも全世界の仲間に、立ち上がるようにと呼びかけたことから、イスラエル政府は、世界のユダヤ人に対し、イスラエル支援の集まりを控えるようにと警告を出した。
日本では、11日、東京渋谷でイスラエル支援のラリーが行われ、200-300人が参加していたが、今日は反対に、東京のイスラエル大使館前で、親パレスチナの人々によるデモが計画されているという情報がある。
イスラエル国内、特にエルサレムの神殿の丘で何か起きないかも心配だ。
ガザのパレスチナ市民や国連職員が、24時間以内に、無事退避できるように。
エルサレムの平穏が守られるように。イスラエルと世界と、ユダヤ人たちがどこにいても守られるように。東京、神戸、日本にいるすべてのユダヤ人たちが守られるように。